復縁工作:「新しい恋人ができた」と言われた別れの真実

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Ryōma

ハートリンク課長

復縁屋・別れさせ屋業務に於いては依頼者の気持ちに寄り添うことが不可欠だと考えている。特に弊社の扱う復縁に関する問題では、依頼者が抱える感情の複雑さに共感し、丁寧な対応が求められる。業界歴20年という自身の経験を活かし、困難な状況にいる人々を支えることにやりがいを感じている。

弊社の成功事例は実話をもとに、掲載させていただいております。

工作種別復縁工作
依頼者情報東京都在住 27歳 男性
対象者情報東京都在住 24歳 女性
契約期間3か月

参考記事復縁診断|復縁したい!あなたの復縁の可能性を測ります

目次

相談内容

3年ほど交際していた元恋人に「好きな人ができた」と言われ、突然別れを告げられました。結婚を意識していた時期でもあり、あまりに唐突で受け入れることができませんでした。

思えば別れ際はみっともないことをしたと思っています。しつこく相手のことを聞いたり、どこが良かったのかとか自分に何が足りないのか?彼女はずっと唇をかんで無言でいました。
正直なところ、その瞬間は怒りや悔しさばかりで頭がいっぱいでした。ですが日が経つにつれて、彼女と過ごした日々の大切さを痛感し、「やっぱりやり直したい」という気持ちが日に日に強くなっていきました。

自分から連絡をしても拒絶されることは分かっています。ましてや新しい恋人がいるなら、どうにもできないのではないか…そう考えると胸が締めつけられ、眠れない夜が続きました。

そんな時に復縁屋という存在を知り、藁にもすがる思いで相談をさせていただきました。

担当者の提案

ご相談を受けた時点で、まず最初に確認すべきは【本当に新しい恋人が存在するのか】という点でした。依頼者様は「他に好きな人ができた」と告げられていますが、これは相手の言葉をそのまま信じるしかなく、真偽を測ることができません。事実を誤ったまま動けば、余計に関係をこじらせるだけです。復縁の可能性を判断するうえで、まずは相手の現状を把握することが欠かせません。

仮に対象者に本当に新しい恋人がいた場合、選択肢は二つに分かれます。【新しい関係を解消させる】か、それとも【時期を見て復縁の流れを作る】か。しかし、依頼者様とのやり取りを重ねる中で強く感じたのは、依頼者様が望んでいるのは「奪い返す」ことではなく、「彼女と正面から向き合い直すこと」でした。そこに迷いはなく、復縁への想いは揺るぎないものでした。

そのため、私たちが提示した基本方針は【調査と接触によって対象者の本当の現状と気持ちを探り、依頼者様がどう向き合うべきかを整理すること】です。感情だけで動くのではなく、正確な情報を土台にすること。これが復縁の第一歩であるとお伝えしました。

対象者の調査結果

調査を開始した当初、対象者には「新しい恋人ができた」という依頼者様の証言がありました。その裏付けを取るため行動を追ったところ、退勤後に対象者がとある建物に入る姿が確認されました。調査班としても当初は「新しい恋人の家ではないか」と判断し、その旨を依頼者様に報告しました。

しかし、その後も継続調査を行ったところ、同じ部屋に不特定多数の人物が出入りしている様子が確認されました。時間帯や出入りする人物の特徴から総合的に判断すると、その建物はデリバリーヘルスの事務所である可能性が極めて高いことが分かりました。この時点で対象者は「新しい恋人と交際している」のではなく、「夜の仕事に従事している」ことが濃厚となったのです。

担当者から依頼者様への確認

調査の結果、対象者が夜の仕事に従事している可能性が極めて高いことが分かった時点で、私たちは依頼者様に電話でその事実をお伝えしました。
一瞬、電話口は沈黙に包まれました。しばらく間を置いてから、依頼者様は低い声で「それでも構いません。僕の気持ちは変わりません」と答えられました。

対象者の現状を知ったうえでなお変わらず愛する覚悟を持っていることが確認できたため、次の段階として接触を進める判断を下しました。

対象者への接触

対象者の性格や生活背景に合わせ、最初に投入したのは【落ち着いた雰囲気の女性工作員】でした。自然な立ち話を重ねる中で一定の信頼を得ることには成功しましたが、勤務後はほぼ毎日夜の出勤があり、私生活の時間がほとんど確保できない状況でした。そのため、親密度を深めるだけの時間をつくることが難しく、このままでは進展が見込めないと判断しました。

そこで次の段階として、経験のある女性工作員をキャストとして店舗に潜入させることにしました。潜入するにあたっては【将来の資金を貯めるために働き始めた/彼氏がいるが内緒で働いている】という設定を用意し、対象者が共感しやすい立場を演出しました。

潜入した当初、工作員はあえて控えめに振る舞い、待機室や休憩時間に自然に雑談を交わす程度にとどめました。最初のきっかけは、依頼者様から事前に得ていた情報を活用し、対象者がサンリオキャラクターを好んでいることに触れ、「そのキーホルダー、かわいいですね。私も好きなんです」と話題を切り出しました。対象者も少し驚いた様子を見せつつ、「小さい頃から好きで」と答え、会話の糸口が生まれました。この時点ではまだ表面的なやり取りでしたが、同じ時間帯にシフトを合わせて顔を合わせる頻度を高めたことで、徐々に笑顔が見られるようになっていきました。

数回目の会話では、工作員が「昼間も働いてるから正直しんどくて…」と自分の設定を打ち明けると、対象者も「私も昼は別で仕事してる。だから夜は体力的にきついよね」と応じました。具体的な理由には触れなかったものの、休みなく勤務する彼女には生活の余裕がないことを匂わせる発言が出てきました。

次の段階では、恋愛の話題にさりげなく踏み込みました。工作員が「彼氏にはこの仕事のこと言えなくて…内緒で続けてるんです」と口にすると、対象者は一瞬言葉を詰まらせ、「分かる。その気持ち。私もそうだった」と小さく答えました。そして、「今はそういう人はいないけど…前にいた人には絶対に言えなかった」と視線を落とし、依頼者様を匂わせる発言をしました。

さらに関係が深まった頃、将来の話題を振った際に、対象者は沈黙の後に「本当はまだ気持ちが残ってる人はいる。でも、今の私じゃ迷惑にしかならない」と打ち明けました。そこから少し間を置いて「家の事情でどうしてもお金が必要で…生活費のためにここで働いてるの」と、初めて核心に触れる言葉を口にしました。依頼者様への未練は確かにある、ただし自分の立場を卑下して距離を取ろうとしていた。調査で得られた外形的事実と、この本人の言葉が重なった瞬間でした。

偶然を装った再会とその後

工作員との接触を通じて見えてきたのは、対象者の心の奥に依頼者様への気持ちがまだ残っているという事実でした。しかし同時に、【風俗で働く自分はふさわしくない】という強い自己卑下が、復縁を拒む最大の壁となっていました。依頼者様を想う気持ちがありながら、自分を卑下するあまり「一緒にいる資格がない」と思い込んでしまっていたのです。

こうした状況を受け、弊社からは複数の選択肢をご提案しました。その中で依頼者様が強く希望されたのは、自らが対象者と直接向き合い、想いを伝えるという方法でした。偶然を装って対象者と再会する案です。ただし、この方法はリスクを伴うため、事前に工作員との会話の中で布石を打ち、依頼者様が偶然を装える環境を整えるなど、自然な流れを作るための仕込みを十分に行いました。

実際に店舗で再会を果たした瞬間、対象者は強く動揺しました。思いもよらない相手の登場に言葉を失い、しばらく沈黙が続きましたが、やがて対象者の口から語られたのは、これまで隠してきた本当の事情でした。――弟の学費を支えるため、やむなく夜の仕事を選んだこと。依頼者様に心配をかけまいと「新しい恋人ができた」と嘘をついて別れを選んだこと。その苦しい胸の内が、ようやく明かされたのです。

依頼者様は「なんで言ってくれなかったの? 君の弟なら僕の弟でもある。手伝わせてほしい」と伝えました。その言葉に対象者の目には涙が浮かびましたが、それでも「でも私はもう…」と自己卑下の言葉を繰り返しました。そこで依頼者様は、「僕も大した人間じゃない」と自身の弱さを隠さず示しました。完璧ではないからこそ支え合える、という依頼者様の姿勢が、対象者の心に静かに響いた瞬間でした。

その場で「復縁」という形には至りませんでしたが、対象者は「もう一度関係を取り戻してみたい」と応じました。依頼者様からも「ここまで行ければ大丈夫です」と感謝の言葉をいただき、案件は一区切りとなりました。

今回の成功の要因は、【対象者の自己卑下を真正面から受け止めた依頼者様の姿勢】にあります。また、偶然を装った再会を自然に演出するために事前の仕込みを重ねたことも、大きな意味を持ちました。復縁はまだ道半ばですが、信頼を回復し、関係を築き直すための確かな第一歩を踏み出せた事例となりました。

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