復縁屋工作:何も言わずに去って行った妻と復縁したい

復縁屋工作:何も言わずに去って行った妻と復縁したいページのアイキャッチ画像
Ryōmaのアバター

Ryōma

ハートリンク課長

復縁屋・別れさせ屋業務に於いては依頼者の気持ちに寄り添うことが不可欠だと考えている。特に弊社の扱う復縁に関する問題では、依頼者が抱える感情の複雑さに共感し、丁寧な対応が求められる。業界歴20年という自身の経験を活かし、困難な状況にいる人々を支えることにやりがいを感じている。

復縁屋ハートリンクで実際に対応した案件の一部を、依頼者様のご了承をいただいたうえで掲載しています。なお、プライバシー保護のため、内容の一部は編集を加えております。

工作種別復縁屋工作
依頼者情報千葉県在住32歳 男性
対象者情報所在不明32 女性
契約期間3カ月

参考記事:復縁診断|復縁したい!あなたの復縁の可能性を測ります。

目次

ご相談

依頼者様は三十代前半の男性。三年前に結婚し、ご両親と妻の四人で暮らしていました。
共働きではありましたが、生活は穏やかで、特に目立ったトラブルもなかったといいます。
朝は一緒に食事をし、夜は家族揃ってテレビを見る。そんな日常が続いていました。

けれど、ある日を境にその生活が突然途切れます。
出勤前、いつも通りキッチンに行くと、テーブルの上に一枚の封筒が置かれていました。
中には「ごめんなさい」と書かれた短い手紙と、記入済みの離婚届。
その瞬間、頭が真っ白になったと依頼者様は語ります。
妻の荷物はほとんど消えており、携帯も繋がらない。
慌てて実家に電話をしても「こちらには来ていない」との返答でした。

数日は半信半疑で過ごしたものの、時間が経つにつれて現実を突きつけられたといいます。
「もしかしたら男ができたのかもしれない」
そう考え、休日のたびに近所を歩き、共通の知人にも連絡を取りました。
結婚当初に妻がよく話していた友人にも聞き込みをしましたが、誰も行方を知りませんでした。
「携帯を解約して、SNSも全部消すなんて…」と、依頼者様はその異常さに混乱していました。

家の中には、妻がいた痕跡だけが残っていました。
洗面所に置きっぱなしの歯ブラシ、干しっぱなしのエプロン、
そして寝室のタンスの引き出しに残っていた小さなヘアゴム。
「怒りよりも、どうしてこんなことになったのか知りたい」
面談のとき、依頼者様は静かな声でそう話していました。

それから半年近く、何の連絡もないまま日々が過ぎました。
警察に届を出したり他社様に依頼したりもしましたが所在を確認することが出来なかったようです。
探すことにも限界を感じ、精神的にも疲れ切っていた頃、「生きていてくれればそれでいい。できるならもう一度話がしたい」と思い直し、弊社にご相談に来られました。
焦りや怒りではなく、純粋に「去って行った理由を知りたい」という思いが伝わってくる相談でした。

面談・提案

面談では、依頼者様から同居当時の生活について丁寧に話を伺いました。
夫婦関係は穏やかで、会話も多く、結婚から三年の間に大きな喧嘩はなかったといいます。
それだけに、「なぜ何も言わずに出ていったのか」が依頼者様本人にとって最大の疑問でした。

依頼者様は最初に「他に好きな人ができたのかもしれない」とも話されました。
突然の失踪で最も想像しやすい理由がそれしか思いつかなかったそうです。
しかし、詳しく聞くと、外出が増えたわけでも、誰かと頻繁に連絡を取っていた様子もない。
むしろ結婚当初よりも外での交友を減らし、家の中で過ごす時間が多くなっていたことが分かりました。

「妻は何も言わなかった」と依頼者様は繰り返していました。
この「何も言わなかった」という部分が我々にとって重要でした。
同居という閉じた環境の中で、発言しづらい何かを抱えていた可能性がある。
それを誰にも相談できず、ひとりで抱え込んだまま出ていった。その可能性を視野に入れました。

実家での生活は、夫婦とご両親の四人暮らし。
依頼者様の母親は家事の分担に協力的で、表面的には嫁姑の問題もなかったようです。
ただ、同居というのは小さな違和感や息苦しさが積み重なっていくものです。
毎日顔を合わせ、生活のペースも違う。
「大きな不満はなかった」と言っても、それは【表に出さなかっただけ】というケースも少なくありません。

面談の段階で我々が注目したのは、夫婦の間で言葉が交わされなくなっていった時期があったことでした。
会話が減っていた時期、妻が夜遅くまで起きていたこと、あるいは何か考え込むようにぼんやりしていたという小さな違和感。
依頼者様はそれを「疲れてるだけだと思っていた」と振り返りましたが、それが家を出る直前まで続いていたという点は見過ごせませんでした。

現段階で浮気の確証はなく、外部に原因を求める根拠は乏しい。
一方で、家庭内で【誰にも言えない理由】があった可能性は否定できない。
いずれにせよ、まずは対象者の現在の所在と生活状況を確認する調査を最優先に行うことを提案しました。

勤務先、住まい、交友関係を明らかにし、どんな環境で生活しているのかを把握する。
そのうえで、現地の生活に自然に溶け込める女性工作員を配置し、買い物や日常の中で偶然を装った接触を行う。
対象者が安心して話せる関係を作り、自分の口で“出ていった理由”を語れる状況を整える。
この段階では問い詰めることも、過去を探ることもしません。
まず「話してもいい」と感じてもらうことが最優先です。

依頼者様は弊社の提案に了承いただけたようで正式にご依頼を承りました。

調査・工作の開始

対象者の所在の調査については他社様でも行われたいたようですが、発見できておりません。
そこで、弊社は依頼者様から頂いた初期情報から独自の調査を行いました。
調査の結果、対象者は依頼者様の居住地から飛行機での移動を要する地方都市で一人暮らしをしていることが確認されました。所在を確認した後、本人確認を行い、しばらく動向の把握に時間を費やしました。
住宅街の一角にある築年数の経ったアパートで、近隣住民とも挨拶を交わす程度の関係を保ち、静かに暮らしていました。勤務先は徒歩圏内のスーパーで、週に四〜五日勤務。生活リズムは一定であり、異性関係や近隣トラブルのは見られませんでした。

早速、地域の環境に溶け込みやすい30代女性工作員を選定し、勤務帰りや買い物中などの自然な場面で複数回接触を行いました。最初は仕事や物価、季節の話題など他愛ないやり取りでしたが、数度の会話を重ねるうちに、家庭に関する話が少しずつ混ざるようになり、表情に変化が見られるようになりました。

年末に差し掛かっていたある日の接触で帰省等について確認したところ、対象者は「私にはもう戻る場所がないんです」と小さく言いました。
工作員は深く追わず、聞き役に徹しました。その後、対象者の口から断片的に語られたのは、義父から性的な関係を強要され、拒むことも訴えることもできなかったという事実でした。
その様子を携帯で撮影され、夫や義母に知られる前に家を出たという経緯が確認されました。
対象者は「彼を裏切ったわけじゃない、今でも愛している」「あの人の家族を壊したくなかっただけ」と話していたとの報告を受けています。本来警察が対応する案件であるため、工作員は対象者に警察への相談の有無を確認したところ、上記と同様の理由で相談はしていないとのこと。警察に相談してしまったら、夫や義母が悲しむだろうと言う判断で相談していないとのことでした。

この報告を受け、担当者は内容の取り扱いを慎重に判断しました。
依頼者様にとってはあまりに重い現実であり、感情的な反応を引き起こすおそれがあるためです。
最終的に「外部に一切口外しないこと」を条件とし、依頼者様に事実を伝達しました。

依頼者様は報告後、しばらく沈黙され、「知らなかったことにします」と言われました。
その言葉には、当然対象者を責める意図はなく、現実を受け入れる覚悟が見られました。
続けて「それでも、彼女に会いに行きます」との意向を示され、この時点で依頼者様の目的は【戻ってきてもらう】ことではなく、【自ら会いに行く】ことへと変化しました。

弊社では、対象者に再び接触する前提として、依頼者様自身が動ける環境を整える必要があると判断しました。
勤務の都合、実家からの距離、生活拠点の変更など、現実的な問題を一つずつ整理。
依頼者様は短期間で職場に相談し、休暇を確保。実家を出て、一時的な滞在先を準備するなど、現地に赴く準備を自ら進められました。

結末

準備が整い依頼者様は、対象者の元に向かいました。
飛行機での長距離移動を伴う行動であり、決して衝動的なものではありませんでした。
「本人の口から理由を聞きたい」「もう一度顔を見て話したい」との強い意思を確認のうえで、再会の機会を設定しました。

対象者の勤務先や帰宅ルートは既に把握済みであったため、勤務終わりの時間帯を選定。
担当者は依頼者様に感情を抑え、声を荒げず、問い詰めず、ただ伝えることに集中するよう指示しました。
今回の目的は説得でも謝罪でもなく、「彼女が去った理由を否定しない」姿勢を見せることでした。

再会当日、対象者はいつものようにスーパーを出て、住宅街を抜ける帰宅ルートを歩いていました。
その途中、依頼者様が通りの向こうで待機。
対象者が確認できた時点で、依頼者様は前へ出て、「探したよ」と困ったような笑顔で声をかけました。
大声ではなく、届くかどうかの距離でしたが、対象者は立ち止まりました。

短い沈黙の後、対象者は小さくうなずき、目を伏せたまま「ごめんなさい」とだけ返したようです。
依頼者様はそれを遮らず、「実は他の男と一緒にいると思っていた。違ったのに、疑ってしまった。ごめん」と続けました。
対象者は泣くことも怒ることもなく、ただ頷くだけでした。
それ以上の言葉はなく、二人はゆっくりと歩き出し、近くの飲食店へ入りました。

入店から約2時間後、依頼者様から報告の連絡が入りました。
「彼女は本当の理由は話してくれませんでした。でも、こちらで一緒に暮らそうと伝えたら、嬉しいと言ってくれました」との内容でした。
当日、工作員の方に対象者からLINEで、「旦那が私を探して会いに来ちゃいました。もし会っても、あの話はしないようにしてね」と連絡が来たそうです。工作員は「もちろん!でも今度挨拶させてね」と返したとのことです。

翌日、担当者に依頼者様から連絡があり、正式に今回の案件は終了となりました。
依頼者様は実家に両親を置いてきています。
今の覚悟がいつまで続けられるのかという不安は残ります。
弊社としては依頼者様と対象者の絆が、家族との絆を上回ることを願うばかりです。

参考記事:復縁屋工作:夫に離婚を突然突き付けられました、復縁を望んでいます
参考記事:突然家出をした夫と関係を修復したい
参考記事:復縁屋工作:理由を教えてもらえず突然別れを切り出された元カノと復縁をしたい
参考記事:突然振られたけれど諦められない!復縁の可能性と効果的な方法

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次