復縁工作:不倫が原因で離婚した依頼者様の復縁

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Ryōma

ハートリンク課長

復縁屋・別れさせ屋業務に於いては依頼者の気持ちに寄り添うことが不可欠だと考えている。特に弊社の扱う復縁に関する問題では、依頼者が抱える感情の複雑さに共感し、丁寧な対応が求められる。業界歴20年という自身の経験を活かし、困難な状況にいる人々を支えることにやりがいを感じている。

復縁屋ハートリンクで実際に対応した案件の一部を、依頼者様のご了承をいただいたうえで掲載しています。なお、プライバシー保護のため、内容の一部は編集を加えております。

工作種別復縁工作
依頼者情報千葉県在住 40歳 女性
対象者情報千葉県在住 45歳 男性
契約期間4か月

参考記事復縁診断|復縁したい!あなたの復縁の可能性を測ります。

目次

相談内容:復縁工作のご相談

5年前に離婚した夫と、どうしても復縁したいと考えています。
離婚の原因は私の過ちでした。仕事で知り合った男性に心を奪われ、家庭を壊してしまったのです。当時は自分の感情に流されるままの行動でしたが、時が経つほどに愚かさを痛感し、取り返しのつかないことをしたと後悔ばかりが募っています。

離婚後も、元夫は父親としての責任を果たしてくれています。学校行事や習い事の発表会に顔を出し、子供の前では笑顔を見せてくれる。その姿を見るたびに、胸が締め付けられる思いです。私が裏切ったにも関わらず、父親として関わり続けてくれている元夫を前にすると、「やり直したい」という気持ちが抑えられなくなります。

けれども、自分から「復縁したい」と切り出す勇気がどうしても出ません。裏切った立場の私が言えば、子供を理由にしていると思われるのではないか、勝手すぎるのではないか…そんな不安でいっぱいです。行事や習い事で顔を合わせても、話題は子供のことばかり。私自身の気持ちを伝えることはできず、時間だけが過ぎていくのが怖くて仕方ありません。

どうにかして今の関係を変えたいのに、自分一人では一歩も踏み出せない。そんなときに復縁屋という存在を知り、相談することを決めました。第三者の力を借りなければ前には進めないと感じています。どうか、元夫ともう一度家族としてやり直すきっかけを作っていただけないでしょうか。

担当者からのご提案

今回のご相談は、依頼者様が過去の不倫を原因に離婚され、その後も父親として子供に関わり続けている元ご主人(以下、対象者)との復縁を望まれるケースでした。子供を通じて顔を合わせる機会はあるものの、会話は事務的で「親」としての関係から進展しないのが現状です。依頼者様は罪悪感から自分では一歩を踏み出せず、直接の行動は逆効果になる可能性が高いと判断しました。

そこで私たちは、依頼者様のお子さんが既に通っている習い事の場を活用する方針を立てました。送り迎えのタイミングや建物周辺には自然に第三者が入り込める余地があり、そこを接触の起点にできると考えたのです。

第三者である工作員は、習い事の時間に併設施設を利用する常連客という設定を持たせます。最初の接触はあくまで短いもので、子供の持ち物を拾って声をかけるなど、違和感のないきっかけを利用して顔を覚えてもらう。そのうえで、徐々に対象者との雑談を重ね、信頼関係を築きながら内心を探る計画です。

また、工作員の人物像は「過去に不倫で離婚を経験した第三者」という設定とし、対象者が共感を持ちやすい立場を演出します。依頼者様自身では言いにくい【子供の幸せを最優先に考える】という価値観を、第三者の言葉として自然に届けることで、対象者の気持ちに揺さぶりを与える。この一連の流れが、今回の復縁工作の基本方針となります。

調査と接触

対象者に関する情報は離婚当時のものが中心だったため、まずは現在の生活状況を改めて調査しました。勤務先や住居に大きな変化はなく、地元で安定した生活を送っていることが確認できました。交際相手の有無についても調べた結果、特定の女性の影は見られず、休日は子供との時間を優先していることが分かりました。この点は依頼者様にとっても復縁の余地が残されている大きな要素だと判断できました。

次に接触の場について検討しました。依頼者様と対象者は子供の習い事を通じて顔を合わせる機会があるため、わざわざ新しい環境を用意する必要はありません。むしろ既に対象者が日常的に訪れている習い事の場を活用したほうが自然です。送り迎えの動線や周辺の施設であれば、第三者が出入りしていても違和感がなく、接点を作るのに適しています。

実際の接触は、初回から無理に会話を広げるのではなく、あくまで「偶然」を装った短いやり取りから始めました。対象者と子供が歩いている場面で、子供の持ち物を拾って渡すというシンプルな行動です。依頼者様からお預かりした小物を仕込みとして利用することで、自然にきっかけを作り出しました。「落としましたよ」と声をかけただけですが、子供が「ありがとうございます」と応じ、対象者も軽く礼を言う。この短いやり取りが、後に「顔を覚えている相手」として認識される第一歩となります。

その後も習い事の送り迎えの時間を利用し、工作員は建物周辺で同じように過ごすことで、何度も顔を合わせる状況を積み重ねました。二度三度と会えば「よく会いますね」と自然な会話が生まれます。初めの段階ではあくまで雑談に徹し、習い事や地域の話題といった中立的なテーマで関係を育てていきました。

心理誘導:対象者の本音を引き出すまで

接触を重ねる中で、工作員は対象者と軽い挨拶や世間話ができる関係を築いていきました。地域の話題や習い事に関する雑談を繰り返すうちに、対象者も自然に声をかけてくれるようになり、一定の信頼関係が形成されていきました。

ある日、送迎の場面で工作員が「旦那さんが送迎までされていると、子供さんも奥さんも幸せでしょうね」と軽く声をかけたところ、対象者は「いや、もう別れているんだよね」と訂正しました。この時点で対象者のほうから家庭状況を口にしたことは、今後の誘導において大きな一歩となりました。

工作員はすぐに訂正に応じつつ、「そうでしたか。ただ、離れていてもこうして子供のために関わっているのは立派だと思います」と返答。対象者も「子供が一番だからね」と答え、子供への愛情を示しましたが、その声色には複雑さが感じられたとのことです。

そこで工作員は自身の設定に沿って「自分も不倫をされて離婚を経験したが、結局は子供の幸せを優先することが一番だと気づいた」と体験談を差し込みました。これにより対象者の表情に変化が見られ、以降は「裏切られた相手を許すのは難しい」「ただ子供のために関わりを断ち切るのも違う気がする」といった本音を少しずつ話すようになったとのことでした。

対象者の変化と連絡のきっかけ

工作員は複数回の接触を通じて対象者の様子を観察し、心の変化を慎重に見極めました。当初は「裏切られた相手とは二度と関わりたくない」という拒絶感が強く見られましたが、子供の話題になると対象者の表情は柔らかくなり、「子供のために何が一番良いか」を常に考えていることが伝わってきました。

こうした態度の変化が見え始めた段階で、工作員は会話の流れを利用し、あくまで自然な形で「子供のために一度、両親が一緒に顔を出す場を作ってあげるのもいいんじゃないですか」と言葉を差し込みました。この提案は復縁を押しつけるものではなく、あくまで子供を中心に据えたものだったため、対象者の警戒心を煽ることなく受け止められました。

対象者はすぐに答えを出すことはありませんでしたが、その言葉は心に残ったようです。後日、工作員との雑談の中で「子供にとって両親が揃って顔を出すことは必要なのかもしれない」と、自ら口にするようになりました。この発言は、対象者の中で依頼者様との関係を完全に切り離すのではなく、「もう一度向き合う余地」が生まれていることを示していました。

そして数日後、依頼者様のもとに対象者から電話が入りました。「子供のことで少し話がしたい」という内容でしたが、その声色は柔らかく、事務的なやり取りというよりも、かつての信頼関係を取り戻そうとする気配がにじんでいました。偶然の再会を演出する必要もなく、対象者自身の意思で連絡を入れてきたことこそが、今回の工作が実を結んだ何よりの証拠となりました。

成功の要因

今回の工作が成功に至った最大の要因は、対象者の心理に無理なく寄り添えたことにあります。離婚の原因が依頼者様側の過ちであった以上、対象者の心には根深い拒絶感が残っていました。その壁を正面から崩そうとすれば、かえって反発を招き、復縁の可能性は完全に途絶えていたでしょう。

そこで、私たちは「子供」という揺るぎない共通点に焦点を当てました。対象者にとって子供は最優先であり、唯一依頼者様と繋がる要素でもあります。工作員は子供に関わる自然な接触から関係を築き、少しずつ信頼を得ながら会話を重ねました。さらに、自身の体験談という設定を活かして「裏切られても、子供の幸せを考えたときに再構築という道が見えた」と共感を示すことで、対象者の心の硬さを和らげることに成功しました。

また、復縁を押しつけるのではなく、「子供のために一度両親が顔をそろえるのも良いのではないか」という提案を第三者の立場から伝えたことが効果的でした。依頼者様から直接言われていれば拒絶されていたであろう言葉も、第三者の口を通すことで対象者の心に届き、やがて自ら同じ考えを口にするようになったのです。

そして最終的に、偶然の再会や強制的な場を設けるのではなく、対象者自身の意思で依頼者様へ連絡を入れる形となりました。これにより、依頼者様と対象者が新たな関係を築くための自然な第一歩が踏み出されたのです。

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