復縁屋ハートリンクで実際に対応した案件の一部を、依頼者様のご了承をいただいたうえで掲載しています。なお、プライバシー保護のため、内容の一部は編集を加えております。
工作種別 | 復縁工作 |
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依頼者情報 | 東京都在住31歳 女性 |
対象者情報 | 東京都在住42歳 男性 |
契約期間 | 4カ月 |
参考記事:復縁診断|復縁したい!あなたの復縁の可能性を測ります。
ご相談
ご相談にお越しになったのは、31歳の女性でした。
外見だけでなく、所作にも艶があり、第一印象から人を惹きつける魅力を持つ方でした。
対象者の男性とは約1年半の交際があり、出会いは職場関係の知人を通じた食事会だったといいます。
年齢差は11歳。依頼者様は「落ち着いた雰囲気と余裕のある振る舞いに惹かれた」と話されていました。
交際は序盤から強い関心と引力で始まり、互いに距離を置かずに過ごす関係が続いたといいます。
対象者の男性は、依頼者様の外見的な魅力に強く惹かれていたようで、会うたびに肉体的な親密さを求める傾向があったといいます。
依頼者様も当初はそれを恋愛の一部として受け止めていましたが、次第に「求められること」が関係維持の中心になっていったようです。
休日に出かけたり、食事をするよりも、彼が望む時間に呼び出され、そのまま身体を重ねる。そんな形で関係が続いていたと話されていました。
ある朝、いつも通りの時間を過ごした直後、対象者から「体の相性が合わない」と伝えられました。
その言葉以外に理由は示されず、依頼者様は返す言葉もなく、やむを得ずそのまま別れを受け入れる形になったそうです。
喧嘩や言い争いがあったわけでもなく、前日まで普段通りに過ごしていたことから、「何が原因だったのか分からない」と話されていました。
別れの後、依頼者様は数日間連絡を取ることができず、再度メッセージを送ったものの返信はありませんでした。
「一度だけ話をさせてほしい」と伝えたものの返事はなく、対象者が完全に距離を置いたことを実感したといいます。その後も理由を知ることができないまま時間が経過し、気持ちの整理がつかない状態が続いたとのことでした。
依頼者様が弊社へご相談に来られたのは、別れから約二か月後でした。
時間が経っても心の整理ができず、「本当にそれだけが理由だったのか」「自分にできることはなかったのか」を確かめたいという気持ちから、問い合わせをされたと話されていました。
復縁を望む気持ちはあるものの、感情的に取り戻したいというより、「このまま終わるのは納得できない」という思いの方が強かったようです。
依頼者様は、自分の努力でやり直す方法があるのかどうか、現実的な判断をするための情報を求めて来所された、というのが相談の経緯でした。
面談・提案
面談では、依頼者様からLINEの履歴や当時の状況を確認しながら、別れに至る流れを丁寧に伺いました。
やり取りの内容を確認したところ、別れの直前まで特に衝突や冷たい反応は見られず、やや返信が遅くなる程度の変化しかありませんでした。
依頼者様としては、突然「体の相性が合わない」と告げられた以外に思い当たる理由がなく、そこに強い違和感を抱いておられました。
この段階で我々が整理したのは、「本当に相性だけが理由なのか」という一点です。
依頼者様が気にしているのは、相手の気持ちが完全に離れてしまったのか、それとも一時的な感情で距離を置いただけなのか、という点でした。
その判断をするには、対象者の現在の生活状況や人間関係を確かめる必要があります。
理由が曖昧なままでは、努力の方向性を決めることができません。
まず提案したのは、対象者の周辺調査です。
現在の居住地、勤務先、行動の時間帯、交友関係などを確認し、別れ以降にどのような生活を送っているのかを明らかにします。
この調査によって、依頼者様が知らない環境の変化や、新たな交際相手の有無が分かれば、復縁の可能性を見極める材料になります。また、外での行動が確認できれば、どのような形で自然に接触できるかも見えてきます。
次に、対象者の性格傾向を踏まえた接触の方向性を提案しました。
依頼者様の話によると、対象者は恋愛関係において主導権を持ちたがる一面があり、異性との関係でも自分のペースを崩されることを嫌う傾向があったとのことでした。
そのため、初期段階では距離を詰めるよりも、対象者が話しやすい環境をつくり、日常的な会話の中から本音を引き出す方法が現実的だと判断しました。
接触の目的は、あくまで「なぜ別れを選んだのか」を本人の言葉で確認することです。
依頼者様には、調査が進むまでの間、落ち着いた生活リズムを保つようお伝えしました。
焦って行動を起こすと、対象者に知られる可能性があるため、感情的な連絡やSNSでの発信は控えるようお願いしています。
復縁の第一歩は、相手の動向を正確に把握することです。
その情報が揃わない段階で動くと、状況を悪化させるリスクが高くなるためです。
依頼者様には、調査結果が出るまでの期間を「整える時間」として活用していただく方針を共有しました。
対象者の生活や行動の実態が分かり次第、どのような接触方法が自然で、どのように話を導けるかを再度検討していく流れとなります。
調査・工作の開始
対象者の行動を把握するため、退勤後および休日を中心に調査を行いました。
勤務先は都内の会社に勤めており、帰宅時間は概ね19時前後。
調査員の報告で対象者が複数のマッチングアプリを利用していることが確認されました。
電車移動の際に頻繁に見ていたそうです。
また、自宅と勤務先の間にある歓楽街にも出向き、風俗店の利用も確認できました。
この時点で依頼者様にご報告を入れると、ショックを受けられていました。
「マッチングアプリですか?」「まさか風俗にも行っていたなんて」「他の女性ともそういうことをしていたのか」と相当に落胆されておられました。
この時点で依頼者様から対象者との復縁を一旦考え直したいと連絡を受けました。
弊社もこの時、「今回はこれで終了になるかもしれない」と考えておりました。
しかし、数日後に依頼者様から連絡がありました。
「呆れました。復縁というより、あいつにしっぺ返しをしたい」と話されました。
この時点で、復縁という目的は事実上消滅し、案件の方向性は決別へと切り替わりました。
弊社では「稼働した部分に関しては返金できないものの、残額は返金します」と伝えましたが、以降も工作を希望されましたので、再度弊社にお越しいただくことに。
依頼者様のご希望では対象者への仕返しがしたいとのこと。
法的に問題がない限りで対応しますと伝えました。
続けて弊社の提案は以下の通りです。
対象者が性的な相手を常に探し求めているだろうことから女性工作員を接触させる。
女性工作員と良好な関係を構築させ肉体関係を持つように誘導する。
この点については依頼者様の反対があるかと思いました。
しかし、特に反対ではないようなので引き続き提案を続けました。
工作の内容は簡単に言えば女性工作員から対象者にダメだしをする形を取ります。
それを繰り返すことによって男性としての自信を喪失させるというのが狙いになります。
ダメ出しを繰り返され、会う女性が次々と去っていけば、依頼者様の方に再度アプローチをかけてくる可能性があります。その時に依頼者様がどういう行動を取るかは、依頼者様次第ですという形で提案をしました。
「そんなにうまくいくものですか?」との依頼者様からの反応でしたが、弊社には確信がありました。
「もし、対象者から依頼者様にアプローチが来なくても来させる方法をご用意します」という話をしたところ、依頼者様もそれで進めてくださいとのことでした。
弊社では早速マッチングアプリの情報をもとに工作を進めました。
女性工作員をアプリ上で接触させる試みを行いましたが、この時は対象者とマッチングすることができませんでした。対象者らしいプロフィールはあるものの、閲覧をしていない可能性がありました。
そのため、対象者が日常的に立ち寄る飲食店に工作員を配置し、自然な会話の流れからの接触に切り替えました。
初回の接触は、対象者が飲食店で同僚と別れた後、一人でカウンターに座っていたタイミングでした。
工作員は軽い世間話から入り、対象者の反応を観察。
対象者は早い段階で恋愛や異性の話題を持ち出し、自慢混じりに「俺は大物で金を持っている」「異性からモテる」「経験がある」「上手い」などと繰り返す様子が見られました。
この時点で、対象者の本音は「相手より上に立ちたい」「支配したい」「セックスしたい」という欲求丸出しのタイプであると判断されました。その場では連絡先のみ交換をしました。
数回のやり取りを経て再度接触しました。
対象者は工作員を口説くような態度を取り始めます。
「俺と一緒にいた方が得する」「付き合えば良い思いをさせてやる」など、虚勢を張る発言を繰り返し、自身の価値を誇示することで相手を動かそうとする様子が確認されました。
工作員は上手に駆け引きを行い、対象者が勝手に盛り上がる構図を維持しました。
複数回会った後、工作員が去り際に一言だけ「偉そうに言ってたわりに下手くそね」と笑いながら告げ、その場を離れました。その後、対象者は何度も連絡を試み、「リベンジしたい」「次は違う」といった内容を繰り返すようになりました。その工作員はそれ限りで「下手くそには興味ない」と連絡を送り終了させました。事実対象者は独りよがりで相手を気遣うようなことができないようでした。
接触した工作員から対象者の使用しているマッチングアプリの情報を得て、別の工作員も接触させました。
その工作員も同様に、何回か関係を持った後で、対象者の自尊心を崩すような発言をして去らせました。
その後も対象者から2人の工作員に何度もみっともない連絡が来ていました。
「10万円払うからリベンジさせて」とか「あの時は酒がとか」「疲れていて」とか言ってきたそうですが、当然その話に乗ることはなく無視するという行動で拒否をさせました。
弊社の判断としては、この時点で対象者の男としての自尊心が大きく揺らいでおり、性的な優位性を失ったことで、依頼者様との過去の関係に対して再評価が始まる段階に達したと見ています。
結末
工作員からの報告を受けた依頼者様は、対象者の行動と発言の数々に更なる失望を隠しませんでした。
「体の相性」を理由に別れを告げた相手が、結局は承認欲求と浅い欲望でしか動いていなかったという現実。この辺りは依頼者様も想像はできていたようです。
弊社では、対象者が今後どのような行動を取るかを見極めるため、次の段階の準備を進めていました。
しかし、その矢先に依頼者様のもとへ対象者から直接連絡が入りました。
内容は以前と何一つ変わらず、軽い口調で「久しぶりに会おう」と誘うものでした。
何事もなかったかのように再び関係を取り戻せると思い込んでいる様子が、文面からも透けて見えました。
対象者に対して依頼者様は「寂しかった、連絡をくれて嬉しい」と言い、対象者との再会を承諾されました。
再会の日が決まった後に依頼者様と少し打合せをしました。
当日は念のため調査員が傍で待機し、万が一想定外のことが起こったらフォローに入ると取り決めしました。
当日は、対象者がいつものように自信満々な態度で現れ、軽い冗談を交えながら距離を詰めてきたとのことです。
依頼者様から見たその姿は、軽蔑すべき存在にしか見えなかったとのことでした。
食事を終えて、対象者がラブホテルに誘導しようとすると依頼者様はホテル前で立ち止まり。
「そういえばあなた、相性が合わないって言ってたよね?」
続けて依頼者様は
「実は私も、そう思ってたんだ」と伝えたようです。
依頼鞘様が言うには、対象者は顔を引きつらせ、何も言い返せなかったとのことです。
依頼者様はそのまま去り、振り返ることなく歩いて行ったそうです。
後日、依頼者様からの報告では「彼のあの表情を見た時、最高の気分でした」との言葉がありました。
かつて自分を選ばなかった男を、今度は自分の手で切り捨てることで、完全な終止符が打たれた形です。
本案件は「復縁」よりも「依頼者様自身の再生」が明確に現れた案件でした。
対象者は自尊心を崩されてもなお過去の態度を変えられず、最後まで自分の虚勢にしがみついた。
それに対し依頼者様は、感情に流されることなく相手を見極め、同じ土俵にはもう戻らないという選択を取られました。この判断は、依頼者様が過去の関係を完全に整理し、自分の幸せを自分で選び取ったことを意味します。
本案件は、対象者の虚構が崩れ、依頼者様の成長で終了となりました。
「体の相性」という言葉で逃げ続けた男に、本当の不一致を突きつけた皮肉な結末。
それこそが、このケースの最大の成果であり、依頼者様にとっての確かな満足だったのでしょう。
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