工作種別 | 復縁屋工作 |
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依頼者情報 | 東京都在住31歳 女性 |
対象者情報 | 東京都在住59歳 女性 |
契約期間 | 4カ月 |
相談の経緯
依頼者様は31歳の会社員女性。
対象者は今現在お付き合いされている男性の母親です。
依頼者様は対象者の息子である31歳の同じ会社の営業職の男性と3年間の交際期間がありました。
二人は職場恋愛から交際に発展し、結婚を視野に入れた関係でした。
しかし、対象者からの強い反対があり、次第に対象者が精神的なプレッシャーを感じるようになっていきました。
対象者は、依頼者様の家庭環境を特に問題視していたようです。
それというのも依頼者様の両親は依頼者様が幼いうちに離婚されて、母親が一人で育ててきたのが原因のようです。対象者は両親揃ってこそ立派な人間に成長できるという考えを持っているようで、たびたび息子に「他の女性にしなさい、片親の彼女はあなたにふさわしくない」ということを話していたそうです。
この状況に彼は困ってしまい、親を大切にしている彼の精神は崩壊寸前の様子です。
依頼者様としては自分自身を選んでほしいという気持ちはあるが、片親の家庭で育ってきた依頼者様は家族を大切にしたいという彼の気持ちも分かっているので、あまり強く結婚を迫ることができない。
なにより結婚をするなら母親にも認めてもらいたいという気持ちがあるようです。
どうすれば彼の母親と仲良くなれるか、結婚を認めてもらえるか。
彼について実家に行ったときは、あからさまな態度で嫌がられたり、顔も会わせないようにされたりと明らかに歓迎されていないと感じたようです。
彼に相談して苦しめたくない、最悪家族を優先して私との関係を終わらせてしまうかもしれないという恐怖から、彼にも相談できないようです。
悩みをネットで検索していて、弊社復縁屋ハートリンクが出てきたということです。
弊社の成功事例やコラムを見ていただき人と人の繋がりを大切にするというポリシーに共感をしていただけたとのことでした。
手法の提案
依頼者様の関係改善希望のお相手は、現在お付き合いされている方の母親とのことです。
面談の際に、ちょっと変わった復縁だなと思いました。
復縁というよりも関係改善の工作です。
依頼者様の話を聞いて、対象者の依頼者様に対する感情は相当に悪いようで、関係改善には多角的なアプローチが必要だと思われました。
その手段は工作を進めて情報を得てから考えるとして、まずは対象者がどのような人生観を持っているかを知るのが先決である。
依頼者様には下記のような提案を行いました。
対象者の具体的な反対理由を詳しく調べるために工作員を接触させる。
対象者を取り巻く人間関係も把握して第三者からの心理誘導も行っていく。
と伝える。
依頼者様は「その間、私は何をすればよいですか?」とのこと
対象者の情報を得るまでは「人間として妻としての価値を上げる行動をしていてください」と話した。
※実際にはもう少し具体的に話しています。
年齢を重ねると固定観念ができあがる、それを覆すのには時間がかかる。
「期間は4カ月から半年くらいかかる可能性があります」
と伝えると「付き合ってから3年間ずっと耐えていたんです、半年くらいは待てます」とのこと。
正式に契約を承る。

調査と工作の開始
対象者の調査はすぐに終了しました。
曜日によって決まった予定があるようで規則正しい生活習慣を送っているようである。
2週間ほどの調査の結果、週に2回区民センターに通い体操をしているようである。
すぐに同年代の女性工作員を対象者が通うカルチャースクールに入会する。
工作員の話によると対象者はカルチャースクール内で3人ほどの友人がいるようである。
スクールを終えた後、近くのファミリーレストランにて軽食とおしゃべりを楽しんでいる様子。
対象者の友人の1人に気さくな女性がいて、入会したばかりの工作員に話しかけてきたのをきっかけとして、対象者とも話をするようになる。
3週間ほどかけて同グループに入り込み、食事を共にするようになる。
対象者は友人達に息子の話はするが、依頼者様の話をすることは一切ないようである。
友人からの「息子さんにいい人が見つかるといいわね」という話に対して「そうなのよ、でも今は仕事が忙しいみたいで、恋人もいないみたいなの」と依頼者様のことは伏せているようである。
工作員は対象者達と接触する際の会話で、下記のような話をしていく。
・工作員の息子は数年前に結婚した。
・息子の嫁は早くに父親を亡くして母親が1人で育てられてきた。
・息子が嫁を連れてきたとき【父親がいないなんて】と私は思ったけど、嫁と接するようになって考えが変わった。
・嫁は実の母親の苦労をよく見てきたためか、とにかく私を気遣ってくれる。
・息子と私が言い争いになっても私の味方になってくれる。
・幼いころから家のことを手伝っていたため、料理も家事もしっかりできて、一緒に料理をしたり、映画を観たり、買い物にも行けて楽しい。
・子供が1人増えたみたいで嬉しい
こうした内容の会話を繰り返して対象者とその友人たちに工作員の幸せな家庭環境を印象付ける。
ある日、工作員は息子の嫁(工作員2)といるところを、対象者ではないスクールの友人とばったり遭遇させる。
ほんの挨拶程度であるが、非常に仲の良い印象を残させる。
友人から対象者達に話が広がるのを期待してのことである。
この行動は想定以上に効果があり、体操後の会食の場でも友人から話をふられて、控えめながらも嫁と良い関係で楽しくやっているということを対象者を含めた友人たちに印象付ける。
対象者との関係が深まった工作員は、自身の息子の結婚話を例に出しながら、現代の若者の価値観や、仕事を持つ女性の素晴らしさについて少しずつ話題にしていきました。
2か月ほど経過した頃、母親の考え方に少しずつ変化が見られるようになってきました。
彼氏も対象者から依頼者について質問されることが多くなったとのことでした。
どんな仕事をしていて、実の母親との関係や性格や趣味、好きなものまで聞いてくるようになったようでした。
彼氏は当初、今度は何の嫌がらせをしようとしているのか?と疑って回答をはぐらかしていたようです。
しかし、どうやらそんな感じではなさそうだったので質問に答えていくようにしたとのことです。
対象者の自宅にて
少しして依頼者様は彼氏から実家に招待されました。
彼氏から今週の日曜日空いている?と聞かれ、普通にデートの誘いかなと思い「空いてるよ」と返事をすると、彼が「母さんから一緒に実家に連れて来てと言われているけど大丈夫?」と言われ緊張したようです。
詳しく話を聞くとその日は彼の父親の60歳の誕生日なのでお祝いをするとのこと。
声をかけるように言ったのは対象者だそうです。
依頼者様には「良い流れですね、ぜひ参加してください」と伝える。
彼の父親の還暦のお祝いの日。
良い傾向だというのは感じているものの依頼者様は緊張していたようです。
しかし、彼の実家に言って対象者に会ってみると、以前とは一転して態度が違うのを感じたようです。
笑顔で迎え入れてくれて、二人だけになった時には対象者の方から「あなたという人が分かっていなかったから厳しく当たってしまった、ごめんなさいね」と謝ってきてくれたようです。
依頼者様は感極まって涙が出てしまったようです。
対象者が優しく肩を抱いてくれたことで安心をしたようです。
その光景を彼氏が見てしまい「母さん何やってんだよ、もういい加減にしろよ!」と怒ったところを依頼者様が「お母様になんて口の利き方しているの」と言ったところ事態を把握していない彼氏は困ってしまっていたようでした。
その後に、ことの次第を話して良い雰囲気になり4人で会食をしたようです。
その場では交際のことや結婚の話などは出てこなかったものの、そこにいるのが当たり前のような歓迎を受けたと依頼者様から嬉しそうに連絡がありました。
ここまで進めれば大丈夫と判断して本案件は終了になりました。
終了前の打ち合わせでは、今後どのように対象者と接していくかの復習をしましたが、我々が言うまでもなく対象者を大切にする気持ちがあったので安心して終了することができました。
終了後は連絡を受けていませんが、順調に交際を続けているものだと信じております。
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