出会い工作:通勤電車で見かける女性との出会い工作

いつもの通勤電車で見かける女性との出会い工作
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Ryōma

ハートリンク課長

復縁屋・別れさせ屋業務に於いては依頼者の気持ちに寄り添うことが不可欠だと考えている。特に弊社の扱う復縁に関する問題では、依頼者が抱える感情の複雑さに共感し、丁寧な対応が求められる。業界歴20年という自身の経験を活かし、困難な状況にいる人々を支えることにやりがいを感じている。

工作種別出会い工作
依頼者情報東京都在住 27歳 男性
対象者情報東京都在住 年齢不明 女性
契約期間3カ月
目次

相談内容

朝の通勤電車の中で毎日のように見かける女性に一目惚れしてしまいました。
電車の中での彼女の雰囲気や佇まいに強く惹かれてしまい、どうしても仲良くなりたいという気持ちが日々強くなっています。
しかし、通勤電車という公共の場でいきなり声をかけるのは非常に勇気がいることで、自分にはできそうにありません。勇気を振り絞って声をかけても、面識のない人間に突然声をかけられたら怖がってしまうことでしょう。
遭遇するたびに彼女のことが気になってしまいます。
ネットでなんとか仲良くなれる方法はないかと検索をしていた時、御社の出会い工作の事例を拝見させていただきました。こんな方法もあるのかと思いご連絡させていただきました。
気持ち悪いと思われるかもしれませんが良い方法があれば教えていただきたく思います。

担当アドバイザーからのご提案

今回のご相談は出会い工作というものになります。

依頼者様と対象者の女性は直接的な面識がなく、現在把握できている情報は朝の通勤電車で同じ電車に乗るという情報のみになります。
弊社のご提案としては下記の流れになります。
それぞれの段階で具体的な手段を提示しますが、ここでは割愛します。

①対象者本人の確認を行う。
②対象者の周辺調査を行う。
工作員が対象者に接触を行う。
④対象者の趣味、性格など人となりや異性関係の情報収集を行う。
⑤依頼者様の準備を行う。
⑥タイミング良く依頼者様を対象者に紹介する。

恋愛工作では①~④までは手段が違うだけであり同じような流れになります。
それぞれの工程の説明をする際には依頼者様の情報を前提に具体的な提案を行います。

工作の流れを説明した後に費やす期間と予算の提示を行います。
さらに、依頼者様に2点ほど確認を取りました。

①通勤電車が同じとのことだが対象者に認識されてしまっていないか?
②通勤する電車を変えることはできるか?

これらを確認するのは、工作を行う前に近い距離で接近してしまっていると、障害になる可能性があるからです。
①については、電車を待っている間から乗車中、降りるまでずっと本を読んでいるので、100%の確信は持てないが大丈夫でしょうとのこと。
②についても大丈夫ですとの回答でした。
また、提示した期間と予算は依頼者様が考えていたものと大差がなかったことからご契約となりました。

契約書の作成中に依頼者様からも数点確認を受けました。
・いつ頃から着手できるのか?
・工作が対象者に発覚することはないか?
・提示された期間よりもかかることはあるか?
とのご質問でした。
ご質問の中で期間に関しては工作の進捗や、依頼者様の準備の期間もあることから、説明した期間を超える可能性はあるとお伝えしております。
依頼者様は少し考えて「それはそうですよね」とご了承をいただきました。

出会い工作ー対象者の調査を開始する

出会い工作に先立ち予備調査を行い問題がない事を確認しました。
対象者の確定調査に関しては、依頼者様に調査員と電車に乗っていただき、対象者本人の確認をしました。
タイミング良く初日で対象者の姿を確認することができました。
そのまま調査員は対象者を追跡して、勤務先の割り出しを行いました。
引き続き、退勤後にも追跡して対象者に関する基礎情報を把握できました。
対象者の勤務先を調べたところ聞きなれない業務を請け負っている代行業者のようでした。
以降一週間を対象者の調査期間にあてました。
調査を進めていく中で分かったことは、彼女が非常に読書が好きであるということでした。
依頼者様が話されていた通り、時間があれば本を読んでいました。
読むジャンルも多彩で、現代文学や海外小説、詩集、さらには漫画までも読んでいるということでした。
頻繁にメモを取る様子から「すごく本が好きな女性ですね」と調査員からの報告がありました。
二日目以降、平日の仕事終わりや休日には、駅から徒歩数分の場所にある大型書店に頻繁に立ち寄り、その書店の中にあるカフェスペースで静かに読書を楽しむのが日課のようでした。
購入した本をすぐに読み始めることも多く、飲み物を片手にページをめくる姿は、まさに“文学少女”と呼ぶにふさわしい知的で落ち着いた印象を与えていました。

出会い工作ー工作員と接触場所の選定

接触するにあたっては一か所に滞在する時間が長いほど接触しやすくなります。
そういった観点では今回は容易に接触できる場所です。 
図書館などでは私語を控える必要がありますが、図書カフェならば程度にもよるが会話も可能です。
図書カフェへ行く頻度も高いので空振りのリスクも考慮に入れる必要がなさそうです。
早速工作員の手配を行うことにしました。
今回、職業は考慮に入れず趣味と思われる読書に焦点をあてて工作員を選定しました。
対象者よりも若干年上で広告代理店という職業上様々なジャンルに精通している女性を選びました。
接触する場所は、退勤後の図書カフェということに定めて、工作員が近くの席に座り、読んでいる本をネタに話しかけるというオーソドックスな方法で接触を試みます。

出会い工作ー工作員の接触①

工作員の接触当日、調査員から対象者が退勤して駅前の図書カフェに入ったと連絡を受けました。
少し時間をおいてから工作員も店内に入って行きました。
10分後に工作員から「占いの本を読んでいて、とっかかりがないんですけど」と連絡が来ました。
占いなら声をかけても良いのではと思ったが、工作員に任せることにしました。
さらに15分後「いきなり声をかけるのは良くない雰囲気があります」と連絡が来ました。
普段はもっと大胆に接触を試みることもある工作員が慎重になっているのには理由があるのだろうと思い。
「判断は任せます」と伝えました。
工作員は対象者の観察を続けてタイミングをはかっていると、対象者が本とメモ帳はそのままにして立ち上がり、本棚の方に歩いて行く。
その隙にメモの内容を覗くと、占いの種類や歴史が書いてあり、占いに興じているというよりも資料をまとめているという様子のようでした。
工作員が「様々なジャンルの本を読んで資料を作っていると言うことは広告関係の仕事かもしれませんね、これが趣味なのか仕事なのかは分かりませんが」「もし、広告関係なら私と業種が近いので、もう少し様子を見ます」とのことでした。
数分後に対象者が持ってきた本は漫画だったとのこと。
古い漫画で、刊行当初非常に人気があった漫画だそうです。
工作員も良く知っている漫画で、これをきっかけに接触をするとのことでした。

出会い工作ー工作員の接触②


対象者は突然話しかけられて驚いた表情をしたようですが、笑顔で応じてくれたようです。
工作員はその漫画に関わっていた広告代理店時代のエピソードを織り交ぜて会話をしたそうです。
そのエピソードで想定以上に興味を持たれたようで、最初のイメージとは変わり質問攻めにされたそうです。
会話をする中で対象者の仕事上の業務も確認が取れました。
雑誌の編集が主な業務のようで、占いの本は雑誌の占いスペースの企画の為に読んでいたとのことでした。
仕事の内容的に工作員とも類似する点があったため意気投合できたようでした。
最初に抱いていた【深窓の読書少女】というイメージは誤りだったようです。
実は仕事一筋のバリキャリが正しい姿でした。
工作員自身も広告代理店で働いているということを伝えると、さらに盛り上がり初日にも関わらず名刺交換とLINE交換まで済ませることができました。
その後は時間が遅くなってしまったので、また今度という流れでお別れしました。
工作員はその日のうちにお礼のLINEを入れようとしましたが、先にお礼のLINEが来たのことです。
非常に良好な関係が想定できます。

初回の接触の様子を依頼者様にご報告をすると、依頼者様のイメージとも相違していたようです。
「だいぶイメージと違うようですが、このまま進めても大丈夫ですか?」
「仕事の後にも仕事関係の調べ物をしているようなので恋愛とかに興味ないかもしれませんよ」
と、念のために確認しましたが、依頼者様はそのまま継続を希望されました。
「まずは、対象者に仕事をする上で役に立つ人だと思われる人になりましょう」
「そこからは〇〇さん(=依頼者様)の努力しだいです!援護射撃はしますから、がんばりましょう」
という方向で進めていくことになりました。
依頼者様にも相当な努力が必要になるかもしれないということも伝えました。

出会い工作ー工作員との人間関係の構築

工作員と対象者は近い業種ということもあり、初回接触時から1か月程度で一緒にランチをするようになりました。
恋愛工作においてこの速さは稀です。
通常は2カ月から3カ月、時にはそれ以上かけて信頼関係を築いていくものです。
今回の工作員と対象者はよほど相性が良かったのでしょう。
当初は文学少女をイメージしていたにも関わらず、対象者がバリキャリだったので完全に工作員の選定を誤ってしまったと思っていました。
しかし、仕事が工作員の本業にも近い業種だったという偶然に助けられた格好です。
仕事の合間のランチや退勤後のお茶、日々のLINEでのやり取りを繰り返して、対象者の人生観、主に仕事や恋愛などについて把握することが出来ました。
得られた情報は、随時依頼者様の方にも共有して自己研鑽に励んでもらいます。
今回の出会い工作の最終段階は、対象者に依頼者様を紹介するということになります。
ただ会わせれば良いだけではありません、その後の関係を築くためには最初の第一印象は非常に重要です。
清潔感や服装・仕草などの外見的な部分から言動や性格、気遣いなどの内面的な部分まで対象者の好感度が上がるように準備をしていきます。
紹介するきっかけは趣味が合いそうという部分で進めることにします。
対象者は家にいる日は映画を観ていることが多いとのこと、好みのジャンルは特に決まっていないようです。
サブスクリプションで配信されているものを気の向くままに見ている様子です。
どのサブスクリプションを利用しているのか?最近見て面白かったものは何か?気になっている映画はあるか?
などを話の流れで聞き出し依頼者様と共有します。

出会い工作ー依頼者様の準備

依頼者様にも、お仕事の合間に準備を進めていただきました。
ただし、これまでの人生で自分の方から恋愛関係を始めたことがないので、自分から切り出せるかが不安とのことでした。また、対象者が仕事一筋の人物だから突っぱねられたらどうしようという恐れの気持ちもあるようです。
依頼者様の不安は理解できます。
誰でも告白して断られたらどうしようと不安になるものです、これまで異性に告白したことがないのであればなおさらでしょう。
そこで依頼者様の心的不安を軽減するために出会いのきっかけを少し変更することにしました。

対象者に工作員の幼馴染を紹介するという流れは同様です。
この幼馴染というのが、異性に全く興味がなく引き籠っていて映画やアニメばかり見ている、あなたのエネルギーを分けてあげて欲しいという方向にしていきます。

工作員が対象者にこの話をする時、依頼者様に興味を持つように話を進めます。
何を話したかは伏せますが、対象者のメリットにもなることを話しています。
対象者は少し依頼者様に興味を持ったようで「会うだけですよ」と会うことに同意をしました。

すぐに依頼者様に会う約束を取り付けたことの報告を行いました。
対象者と会った際には積極的にはいかず、恋愛関係には消極的な姿勢を示してくださいと伝えました。
声の様子から依頼者様はかなり緊張した様子で「ありがとうございます。私はいつでも大丈夫です」とのことでした。依頼者様の準備が終わっているかどうかの確認と工作員との顔合わせもあるので、会う前に一度来社していただくことにする。

また、この段階では依頼者様には伝えてませんが、工作員から受けた報告での判断は以下の通りでした。

・対象者は今現在は仕事が最優先である。
・男はいらない、むしろ邪魔と感じている。
・この状態で告白しても石の壁に卵を投げつけるようなもの。
・依頼者様からの告白はしない方が良い。

最優先事項は対象者の興味を依頼者様に向かせること。
興味を持たせることはできたので、会ってから時間をかけて関係を進めていくべきとの判断です。

出会い工作ー依頼者様と対象者の顔合わせ

弊社にて依頼者様と工作員は顔合わせを行いました。
依頼者様と対象者は通勤電車で同じ車両に乗っていたということもあり、契約する際の条件として通勤電車を変えること、外見的な印象を変えることを伝えております。
外見的な印象については服装や髪型など簡単に変えられるものを変更するように伝えてあります。
もし、この時に面談時の印象から変わっていなかったら顔合わせは延期しようとも考えておりましたが、しっかりと準備していたので安心しました。
この時、現在の対象者の考え方や環境下では告白しても難しいという判断を伝えました。
しかし、依頼者様が出会ってから時間をかけていけば良いと、そのための支援もしますとも伝えています。
依頼者様は無言でうなずきました。
その後、依頼者様と工作員は顔合わせをしました。
2人はどのような関係なのか、また当日の流れなどの打合せも行いました。

そして顔合わせの日。
退勤後に、まず工作員と対象者が合流してから、依頼者様が現れるという段取りになります。
工作員と対象者が合流をすると、工作員から「いつもと服装が違います、異性を意識した服装できています」とのことである。
異性に対する優先順位は低いと思っていたので想定外でしたが、特に対応は変更する必要なく、依頼者様には消極的な姿勢で対応するように伝えました。
そして、依頼者様と対象者が対面、もともと女性慣れしていない依頼者様は演じるまでもなく期待通りに対応できたようでした。逆に対象者は想定以上に依頼者様と距離を詰めようとしていたようです。
依頼者様は工作員のフォローもあってか、あたふたしながらもなんとかその場を乗り切ったようです。
趣味の話はずれてしまっていましたが、嫌いな食べ物が一致したようです。
その食べ物がどうして日本に来たのかなどの知識を依頼者様が話して、対象者が興味深く聞いていたそうです。
先に依頼者様が帰り、工作員と対象者が残って話をしましたが、概ね良い印象だったようです。
唐突に対象者が工作員に「彼は無害ですね」と意味深な発言をされたようです。
「どういう意味で」と工作員が聞くと「私の人生を壊さない人ってことです」
「今まで会ってきた男性は私の人生を狂わせそうな人ばかりだったので・・・」とのこと。
むしろ依頼者様が消極的すぎて、全く興味を示してくれなかったのはショックだったようでした。
「せっかく可愛い服で来たのに」とつぶやいていたようです。
「ま、貪欲に来られても引いちゃうんですけど」とも言っていたようでした。
同じ通勤電車にいた人物とは認識されていなかったようです。
ふと、工作員が連絡先を交換していなかったことを思い出し「彼に連絡先教えていい?」と聞くと対象者は「あの様子だと教えても連絡来ないと思いますよ」と言いながらも了承する。
「あの子は昔からあんなだからね。じゃあ、あなたから連絡してあげてよ」と言いいながら、依頼者様の連絡先を対象者に送る。
対象者は「あの様子だと彼女とかいたことないんでしょうね」と的確なひどいことを言いながらも依頼者様にLINEを送信する。
直後に依頼者様から「彼女からLINE来たんですがどうすれば良いですか?」と興奮気味に電話が来る。
「30分後くらいにこんな感じで返信してください」とLINEで文章を作成して依頼者様に送る。
このLINEをきっかけとして2人でやり取りを行うようになったようです。
工作員の話では対象者は依頼者様の事を【気楽に付き合える相手】と認識をしたようです。
この時点で当初目的としていた出会い工作は終了となりました。
依頼者様は工作継続を希望されましたが、以降は工作は必要ないとの判断からアドバイス契約に変更しました。
希望があればデート中に工作員の同席もできますのでというお話もしました。

まだ、色恋の相手としては見てもらえていないようですが、スタートラインに立ちました。
関係はまだ始まったばかりですが、始まらずに通り過ぎていくのが人間社会の常というもの。
依頼者様にはこの奇跡的な出会いを発展させていってほしいと願うばかりです。

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