出会い工作:夜職の女性を好きになってしまった

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Ryōma

ハートリンク課長

復縁屋・別れさせ屋業務に於いては依頼者の気持ちに寄り添うことが不可欠だと考えている。特に弊社の扱う復縁に関する問題では、依頼者が抱える感情の複雑さに共感し、丁寧な対応が求められる。業界歴20年という自身の経験を活かし、困難な状況にいる人々を支えることにやりがいを感じている。

復縁屋ハートリンクで実際に対応した案件の一部を、依頼者様のご了承をいただいたうえで掲載しています。なお、プライバシー保護のため、内容の一部は編集を加えております。

工作種別出会い工作
依頼者情報東京都在住 32歳 男性
対象者情報東京都在住 年齢不明 女性
契約期間4カ月
目次

相談の経緯

今回ご相談をいただいたのは、30代前半の男性でした。
対象となる女性は、風俗店で勤務している方です。
依頼者様はそのお店に定期的に通っており、月に1〜2回ほど対象者を指名していたとのことでした。
きっかけは、最初の接客で話が合い、何となく印象に残ったこと。
そこから数ヶ月かけて会話を重ねるうちに、「この人とはお金を介さない形で関わってみたい」という気持ちが強くなっていったそうです。

ただ、依頼者様は現実的にも冷静な方で、「客という立場でしか見てもらえていないこと」は十分に理解していました。店の外で関わることはルール上できないことも分かっており、それでも【どうにか仕事の延長ではない関係】を築けないかという思いから、弊社に出会い工作の相談をされました。

ご本人いわく、これまで恋愛の経験は多くなく、自分から積極的にアプローチすることが得意ではないとのこと。
過去に好意を持った相手にも上手く距離を縮められず、「相手の気持ちを考えすぎて引いてしまうタイプ」と話されていました。今回も、相手の立場や仕事の事情を考えるあまり、何もできないまま時間が過ぎていたようです。

対象者の勤務状況は店舗情報から分かるものの、私生活については、「全くわからない」とのことで、依頼者様自身でのリサーチは限界を感じていた様子でした。
そのため、現実的に可能なのかという判断と、可能であるならば、どうすれば自然な接点を作れるのかを聞いてみたい。そうした意図でのご相談でした。

この時点で、依頼者様の希望は明確でした。
無理に付き合うことではなく、対象者にとって安心して接することができる存在になること。
つまり、出会い工作の最終目的は恋愛そのものというより、「信頼関係を築くための自然なきっかけづくり」でした。

面談での気づきと提案

実際に面談を行い、依頼者様のお話を改めて伺いました。
第一印象として、礼儀正しく、感情的な部分を抑えて話せる方という印象を受けました。
ただ一方で、相手に対して過度に配慮しすぎる傾向が見られ、その優しさが恋愛の場面では遠慮として伝わってしまっているように感じました。率直に書くと恋愛関係に関しては「いい人」で終わるタイプの方でした。

今回のご相談では、対象者が風俗で働いているという点が最も重要な要素になります。
職業柄、相手の女性は依頼者様との距離感を明確に区切っており、どれほど会話が弾んでも「お金を払って会っている関係」という認識は崩れません。
そのため、依頼者様がいくら誠実に接しても、現状のままでは【恋愛対象として認識される可能性が極めて低い】と判断しました。

面談では、まず現状を変えるための現実的な選択肢を整理しました。
大きく分けて二つの方向があります。
一つは、対象者に交際相手がいるかを確認し、そのうえで接点をどのように作るかを検討する方法。
もう一つは、依頼者様自身の印象を大きく変え、「お客様」ではなく「個として気になる人」として見てもらう方向です。

これらを踏まえ、担当として提案したのは、まず調査によって対象者の交際状況を明確にすることでした。
もし交際相手がいる場合、無理に動くことは逆効果になります。
その場合は、距離を詰めようとせず、対象者が「会いたい」と思う状況を作るための段階的な計画に切り替えます。
逆に、交際相手がいない場合は、依頼者様が【いなくては困る存在】として印象づけられるような行動計画を立て、
後の自然な出会い演出に繋げていく方針です。

依頼者様はこの説明に納得され、「まずは事実を知るところから始めたい」と仰いました。
焦って行動するよりも、現実を整理してから進めた方が確実だと理解されていたため、こちらからも無理な提案は行わず、まずは対象者の身辺調査を承りました。

この時点で、依頼者様の目標は恋人関係になることではなく、「対象者に一人の人間として見てもらうこと」に変わりつつありました。その姿勢の変化は、今後の工作を進める上で非常に重要なポイントとなります。

調査・工作の開始

契約締結後、対象者の生活実態と交際関係を正確に把握するため、調査を開始しました。
勤務先は依頼者様の証言どおり風俗店のみで、昼過ぎに出勤し翌早朝に帰宅する生活パターンが確認されました。
出勤ルートや寄り道先はほぼ一定で、日々の行動には規則性があります。
休日は平日に設定されており、外出は自宅近くの飲食店やスーパー、コンビニ程度に限られていました。
外出先や服装からは派手さはなく、生活水準も質素。倹約家で無駄遣いをしないタイプと見られました。

調査の過程で、特定の男性の存在が確認されました。
対象者の自宅を定期的に訪れており、滞在時間の長さから恋人関係にあることが明らかになりました。
ただし同居はしておらず、訪問の間隔にはばらつきがあり、安定した関係とは言い難い様子でした。
男性を調査すると学生で、対象者が支えている構図が伺えました。

調査により生活圏と行動パターンが把握できた段階で、接触計画を立案しました。
対象者は日常的に人との関わりが少なかったため。仕事帰りの電車内での接触を試みました。
毎回、早朝に勤務が終わり始発で帰宅するため接触は容易でした。
何度か、電車で顔を合わせた後に、最寄り駅で声をかけました。
今回の工作員は、同年代の女性であり、設定上は別店舗で勤務する風俗嬢というプロフィールを持たせました。
この設定により、相手との共通点を生み出しやすく、後の心理的距離を詰める導線が確保できます。

最初は短い挨拶や雑談を交わす程度で、対象者の警戒心を刺激しないよう距離感を保ちました。
徐々に会話の機会を増やし、共通の趣味(読書・映画・カフェ巡り)をきっかけに自然な関係を築いていきました。
会話がスムーズになった辺りで、工作員が夜の仕事について触れるように計画しました。
ある日の会話の流れで、「自分も夜の接客業をしている」と打ち明けると、対象者は少し驚きながらも「始発にいる人ってそういう人多いですよね。私もです」と応じました。
この瞬間から、二人の距離は一気に縮まりました。

同業という共通点は、一般的な友人関係よりも深い信頼を生みます。
互いにしか分からない悩みを共有し、仕事の話題から私生活、恋愛の話へと自然に会話が広がっていきました。
その中で、対象者の内面的な傾向が明確に見えてきました。
彼氏については「支えてあげたい」という言葉が多く、相手に頼られることで自分の存在価値を保とうとしている様子がありました。
一方で、時折「私も普通の恋愛がしたい」「誰かにちゃんと向き合ってもらいたい」といった発言もあり、現状への迷いや不安を抱えていることも伺えました。

この調査結果をもとに、依頼者様への中間報告を行いました。
対象者には恋人が存在し、無職で経済的にも支えを必要としていることを伝えたうえで、今後の方針として「対象者の関心を揺らすための段階的な来店設計」を提案しました。

具体的には、まず来店頻度を一時的に増やすこと。
月1〜2回の指名では細客の域を出ず、対象者にとって印象が薄いまま終わってしまうため、一定期間だけ週1〜2回の来店を続けてもらいました。
この段階では、あくまで穏やかな会話を重ね、恋愛的な発言や過度な感情表現は控えます。
目的は対象者の中での存在感を強めることであり、好意を伝えることではありません。

対象者の生活リズムを考慮し、来店は彼女が疲れていそうな時間帯や、他の常連客が少ない時間を狙いました。
依頼者様は淡々と通い続け、数週間のうちに「安心して話せる常連」という位置を確立。
対象者からも自然に笑顔が増え、接客態度に変化が見え始めました。
その後、工作員とのやり取りで心理的な揺らぎが見えたタイミングを狙い、依頼者様には一旦来店を止める期間を設けました。

頻繁に通っていた客が急に来なくなると、対象者の中に危機感が生まれます。
来ない事への違和感や、何気ない心配が、これまでのお客様という認識を少しずつ崩していくのです。
再来店時には、以前と同じ穏やかな態度で接するよう指示しました。
久しぶりに依頼者様が普段通りの様子で来店した際に、表向き対象者は喜んでいたようだけど、普段とそこまで変わらなかったともおっしゃってました。対象者から、なぜ期間が空いたのか等は聞かれなかったようです。
それらを受けて依頼者様は「本当にこれで大丈夫なのですか?」と不安をこぼされておりました。

依頼者と対象者の邂逅

依頼開始からおよそ2ヶ月が経過した頃。
工作員と対象者の会話の中で、依頼者様と思われる人物が「常連さん」として出てきました。
対象者はその人物を「紳士」とも呼んでいました。
この報告を受けた後に依頼者様に、再度来店を止めてもらいました。
今回は一か月程度止めてもらいました。
依頼者様からすると地獄のような期間だったと思います。

日々、「この間にもし辞めてしまったら」「良い客がついてしまったら」など不安を漏らされておりました。
ただし、弊社の意図も分かっているようで忍耐をしてくれました。

1カ月後、久々に来店したところ対象者は前回よりも喜んでいたようです。
その時言われた「来てくれなくて不安だった」「寂しかった」等の言葉は鵜呑みにできませんが、すぐに対象者の方から連絡先を交換したいと言われたそうです。
依頼者様はあくまで冷静に応じ、過剰な喜びや期待を表に出すことはありませんでした。
このやり取りを境に、二人の関係は【お客様とキャスト】から、【友人】へと変わっていきました。
ただし、あくまで連絡は節度を保ち、依頼者様からの連絡は基本的に禁止としました。連絡するにしても事務的なことのみと指定しました。
焦りや軽率な行動は、これまで積み上げた信頼を一瞬で壊す可能性があるためです。

そしてある休日、転機が訪れました。
工作員は、以前から対象者が休日によく利用しているショッピングエリアを確認しており、その日、何気ない買い物に誘う形で対象者を外出させました。
昼時に合わせて立ち寄ったカフェは、事前に依頼者様が友人と訪れる予定として設定されていた場所です。
双方の導線が重なるように調整されており、偶然の再会に見える状況を整えました。

店内で、対象者はすぐに依頼者様の姿に気づいたようでした。
しかし、依頼者様は一切声をかけず、軽く会釈だけして静かにその場を離れました。
風俗という職業上、外で声をかけないことが思いやりであると理解していたため、あえて何も言わずに立ち去るという判断をしたのです。

その夜、対象者から依頼者様のもとにメッセージが届きました。
「今日、カフェで会いましたよね。なんで声をかけてくれなかったんですか?」
依頼者様は短く、
「誰かと一緒だったし、邪魔したくなかったから」と返信しました。
その一言を送った後、対象者からの返信はすぐにはありませんでした。
しかし、それ以降、対象者の態度には明らかな変化が見られました。
次回の来店時には、以前よりも柔らかい口調で話しかけ、仕事の話題よりも日常の話を持ちかけるようになっていたのです。その変化は、依頼者様の冷静な距離の取り方が、対象者の印象に残ったことを示すものと考えられます。

その後、対象者の行動にはいくつかの変化が見られました。
連絡の頻度が増え、会話の内容にも仕事以外の話題が目立つようになっていきました。
「休みの日は何をしているのか」「友人とはどんな付き合いをしているのか」「恋人はいるのか」など、依頼者様に対して個人的な質問をする場面が少しずつ増えていきました。また、勤務後の雑談を延ばしたりする様子も確認されています。
これまでよりも距離感が近づいているということを、依頼者様も実感しておられました。

依頼者様は、あくまで落ち着いた態度を崩さず、相手の出方を見ながら控えめに接していました。
そのため、対象者の方から話しかける機会が自然に増えたと考えられます。
感情的な押し引きではなく、無理のないやり取りが続いたことで、対象者の方にとって依頼者様の存在が安心して話せる人として定着していったようでした。

工作員からの報告でも、対象者が依頼者様の話をすることが確認されております。「常連さんの一人」というかたちではありますが、「神客」と言われておりました。
この頃には、依頼者様の行動が確実に対象者の心の中に影響を及ぼしていたと考えられます。

対象者と依頼者様の関係は、連絡頻度・会話内容ともに安定して継続していました。
やり取りの中で、映画の話題になった際、対象者の方から「今度一緒に観に行きませんか」と提案がありました。
これまで職場外で会うことは一度もなく、自然な形で初めて店外での約束が成立した瞬間でした。

依頼者様には、あくまで落ち着いた態度で臨むよう伝え、会話の主導権を握らず、対象者に選ばせる形を意識していただきました。
当日の様子は報告を受けた限りでは終始穏やかで、対象者が話題を振る場面も多く、リラックスしていた様子が見られたとのことでした。
その後、対象者の方から次の予定を提案する流れもあり、以降はお互いの連絡が日常的なものとして続いています。

依頼者様は「やっと彼女と同じ目線で話せるようになった」と語っており、これまでの客と従業員という関係性から一歩進んだことを実感されたようでした。
その後、工作は段階的に縮小し、最終的には依頼者様と対象者の間に自然な関係が形成されたことを確認して終了となりました。

今回の案件は、他にも大きな成功要因がありましたが、ここには記載していません。ただ、依頼者様が焦らず、相手の立場や職業を理解したうえで距離を保ち続けたことが最大の成功の要因と言えます。また、対象者の生活リズム・心理状態を丁寧に観察し、偶然の再会や連絡の流れを無理なく設計できたことが結果に直結しました。

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