弊社の成功事例は実話をもとに、掲載させていただいております。
復縁工作 | |
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依頼者情報 | 東京都在住 24歳 |
契約金 | 90万円 成功報酬10% |
相談の経緯
彼女とは大学時代2年生の時から付き合っていて、周りからも【理想的なカップル】と羨ましがられるくらい仲の良いカップルだったと思います。私の方から告白をして、付き合いを始めて幸せな日が続いていました。
しかし、つい先日彼女の方から突然別れを切り出されました。
【別れる】なんてことを考えてもいなかった私は、みっともない姿を見せてしまったと思います。
よくある話ですが、私には別れの理由が全く分かりません。
付き合いは4年間続いていましたので、私はきっとこの子と結婚をして子供ができてなど想像していたものです。
お互いの誕生日を祝い、様々な記念日を祝い、生活の全てを彼女に捧げていた気もします。
彼女の方もそれに応えてくれていたと思っていたのですが、突然の別れでどうすれば良いか分からなくなってしまいました。
彼女との現在の関係性
私と彼女はまだ連絡が取れます。
ただ、振られてしまった以上、連絡することに抵抗があります。
醜態をさらすという恥ずかしすぎる別れ方もしているのでなおさら連絡がしづらいです。
しかし、連絡をしないとこのまま離れて行ってしまうという恐怖もあります。
真剣に相談に乗ってくれる友人もいるのですが、何を言われても頭に入ってきません。
何も手に付かず仕事もやる気が起こりません。
これが執着というものだと分かっています。
時間が解決してくれるという人もいるのですが、待っているだけでは身も心も持ちません。
彼女が別れるという選択をしたのには理由があるとは思います。
きっと私よりも好きな人ができたのかもしれません。
それでも私は彼女が諦められません。
なんとか彼女とよりを戻せる手段はないものでしょうか?
別れの原因が私にあるのであればそれを直していく気もあります。
御社の復縁工作を宜しくお願いします。
担当者の気づいた点
こちらの方の案件は典型的な復縁工作の依頼でした。
ただし、終わり方はなかなかない終わり方をした案件でもありました。
依頼者は心の底から彼女の事が大好きで、別れ話をされたときの動揺から醜態をさらしてしまった時の話などは痛々しいほどに伝わってきました。
彼女に対しての愛情と誠意はとても深いものでした。
面談の段階でもこの愛の深さに問題があったのではないかなとも思ったほどです。
ただし、依頼者も【束縛などしたら彼女に嫌われてしまう】という事は分かっていたようで彼女の行動を縛るような行動はしなかったようです。
依頼者の愛の重さは一方的に与える愛の重さとでもいうのでしょう。
彼の言動も行動も全て彼女の意思を最優先にするというもので、そこには依頼者の意思は反映されていなかった様子です。
依頼者の【彼女を優先するという意思】は反映されていますが、それが彼女からすると重く感じたのかもしれません。
担当者からの提案
弊社が提案した復縁工作の最初のステップは彼女の周辺の調査になります。
依頼者には下記のように提案しました。
・対象者の周辺を調査して、現在の状況を確認するとともに工作員が接触するポイントを見つける。
・工作員と対象者を接触させて情報収集を行う。
・工作員の得た情報を元に復縁のシナリオを作成する。
・シナリオに沿って依頼者の自己改善や自分磨きを進めていく。
・工作員が対象者に対して心理誘導を行い、復縁の方向に持っていく。
対象の現在の状況によって変わってくるが、概ね弊社の工作は2か月から3か月くらいで完了しますと提案する。当初は金額的に折り合わず一旦見送りとなりました。
数日後、依頼者から「先日の形で復縁工作をお願いします」とのことだったので契約を承ることになる。
復縁工作の開始
調査開始前、依頼者から対象者の予備情報は十分すぎるほど得ることができました。
対象者の住まい、実家、勤務先、電話番号、メールアドレス、LINE ID、趣味、特技などなど。
工作前の調査では主に対象者の行動を追跡して【いつ】【どこで】【誰と】【何をしている】のか?ということを調べることになります。出てきた事実に対して【なぜ】を考えることもあります。
今回の対象者の平日は至ってシンプルな行動でした。
対象者の調査
朝起きて会社に出社し定時になったら退勤、友人と会ってご飯を食べるという事が週に3回くらい、友人は主に女性でしたがその中に会社の同僚男性が混ざることもありました。
調査したところ女性の友人が多いようで、対象者に会っている人物の確認をしたところ、ほとんどの人物を知らないとのこと。今まで紹介されたこともなければ名前が出たこともないとのこと。
依頼者は対象者の交友関係を把握していなかった様子である。
付き合っていた時は依頼者と対象者はずっと一緒にいて他の人物が入ってくる余地がなかった様子。
対象者の意志を最優先にしていたとはいえ、依頼者は対象者を束縛してしまっていた可能性が見えてきました。依頼者もそれに気づき、「別れた原因はそういう事だったのかもしれないですね・・・」とのこと。
対象者はもともと外交的な女性だったのかもしれません。
調査中に工作員の接触ポイントを探る予定だったが適切な場所が見つからず時間が経過していく。
依頼者から聞いた初期情報では英会話を勉強しているとのことだったので少々強引に工作員を接触させることに。
工作員の選定と接触
今回動員する復縁工作員は英語堪能な女性工作員、外見は外国人にしか見えませんがれっきとした日本国籍。道に迷った留学生というベタなシナリオですが想像以上に良い感触で接触をすることに成功。
対象者勤務先の最寄り駅付近で対象者に「Do you speak English?」と問いかけると「A little bit」と即座に回答が来る、工作員も内心「へー意外としゃべれるじゃん」という感想を持ったそうです。
対象者は面倒見が良い女性と聞いてはいたのでしっかり道案内をしてもらえることは想定していましたが、想定以上に面倒見が良く、切符の購入から乗るべきホームまでついてきてくれて、「この電車に乗って4個目の駅で降りてね」と丁寧に教えてくれたとのこと。
移動している時から「あなた優しい、日本人大好き、友達になりたい」というような英語を伝えたところ、対象者も乗ってきたようでその場でLINEを交換することになり、その日から対象者と工作員はLINEでやり取りをするようになる。最初のLINEも対象者からで「ちゃんと目的地に行けましたか?」とのメッセージが来たとのこと。工作員も「ありがとう、ちゃんと到着できました」と返信。
以降も英語でメッセージを繰り返して、食べ物の話になり、対象者から「今度、私の知っているご飯の美味しい場所に行きましょう」と誘いのメッセージが来る。
工作員の情報収集
接触してから1週間後に対象者と工作員が食事に行くことになる。
工作員の目的は対象者の近況と別れの原因を知ること。
基本的には相手の恋愛事情などは親密になってから聞き出すことであるが、今回の工作員は日本とは文化が違う外国人(という想定)であるため、機会があれば最初から核心に迫ってもOKとの指示を出しておく。
対象者と工作員は英語で会話をしているためニュアンスが少し違うかもしれないが、前の彼氏と別れた原因を聞き出すことに成功する。
別れの理由
前の彼氏のことは大好きだったけど気持ちが重すぎたとのこと。
束縛されるのも愛情の大きさゆえのこと。
一年中たくさん記念日があるのも愛情の大きさゆえ。
なんでも愛情の大きさで考えていたが、【自分の自由な時間がほとんどないという現状に気づいてしまった】とのこと。その時に「このままだと私の人生なのか彼の人生なのか分からない」と別れを告げたのが原因だった様子。「私にもやりたいことがたくさんある、きっとそれを彼に伝えたら応援してくれたと思う。でもそれは伝えられなかった・・・」「彼のことは好きだけど戻りたいとは思っていないし今の生活が楽しい」
「彼にはきっと私なんかよりももっと良い人が見つかる」など現状に満足している様子である。
会話の流れで好きな異性のタイプや、デートで行きたい場所、好きなシチュエーションなどなどお互いの異性関係や望むことを存分に話した様子。
初回でかなり打ち解けた様子、工作員は現在日本語を勉強していると伝えると、対象者から「お互い英語と日本語を教えあいましょうよ」ということになる。
継続的に連絡を取るには最適な関係なので工作員も了承する。
自己改善の努力
工作員から別れの原因を聞いた依頼者は「やっぱりそうでしたか」という感想を持ったようでした。
面談時に担当者が感じていた通りのことを依頼者も考えていたようでした。
愛情が重い・・・言われた方はショックを受けることでしょう。
ただ、別れの原因ではあるので復縁をするには改善していかないといけない問題なのかもしれません。
依頼者は「気遣いしていた気はするが、私の感覚がずれていたのでしょう、察してあげないといけない問題だったのかもしれませんね」と過去を思い返すような表情をされておりました。
その後「引き続きお願いします」とのことだったので、依頼者には別れの原因となっていた問題への対処方法を伝えました。理解が早い依頼者なので同じことは繰り返さないと思います。
実際、依頼者の努力と熱意は凄まじいものです。
仕事を終えた後、資格試験の勉強に打ち込むという生活を続けています。
この努力を見せられたら我々としても復縁の成功に向けて力が入ります。
別れの原因を知れたので次のステップへ進みます。
依頼者の自分磨き
面談の時点では依頼者にも別れの理由が分かっていませんでした。
仮に分かっていたとしても実際の別れの理由は異なっていたということはよくあることです。
復縁において過去を振り返って別れの原因を知り反省することも大事ですが、それ以上に大事なのは今以上に魅力的な自分になるという点です。
対象者と復縁するにあたって過去に戻ってやり直すのではなく、自分と一緒に未来を作っていこうという印象をいかに与えられるかが重要です。
自分磨きという行動は復縁だけのためではありません。
一般的に努力し続ける人は魅力的に映るものです。
依頼者にもその効果を説明して自分磨きを促しました。
対象者はそれを良く理解してくれたようで、弊社が進める調査や工作期間のあいだ自分自身を高めようと以前からチャレンジしようとしていた資格試験の勉強を始めることにする。対象者と付き合っていた時からチャレンジすると話していたことからモチベーションの維持にも繋がる良い選択だと思います。
工作員による環境設定
対象者と工作員はほぼ毎日LINEのやり取りをしているようです。
基本的に英語でのやり取りとなっていて、時折依頼者がそれは日本語でなんというの?と質問するスタイルになっているようです。
会うのは週に1回程度で食事に行き、その際は日本語と英語織り交ぜてコミュニケーションを取っている様子。数回程度の交流で親密な関係になっており、お互いの異性関係について話をする機会が増えているとのこと。彼女は外国人の彼氏も興味があるようで工作員に紹介を希望してきました。
それをうけて工作員が合コンをセッティングすることに、工作員の友人の外国人という設定ですが、今回用意した2名の外国人男性も工作員である。
偽装のための飲み会
男女2人づつの合コンで対象者の好みなどを探ろうとしたものの、合コン終了後に工作員が対象者に話を聞くと恋愛感情は持てなさそうだったとのこと。
語学を学ぶために外国人の男と付き合いたい程度の感覚なのだろうとのことである。
その時に依頼者の話が出て、「あの人は私を愛してくれた」「あの人のことは私も好きだった」「もう少し束縛がなければ」など依頼者に対して好意的な言動も確認できる。
工作員はその言葉を受けて「それなら元カレと戻ってみれば」と伝えるが今現在は復縁するという気持ちはない様子。
「また今度合コンしようね」との流れでその日は終了する。
飲み会を終えて
依頼者にこのことを伝えると、「なんでわざわざ合コンして他の男を紹介するんですか?」と質問を受けました。これについては工作を成功させるための一環ですと前置きをし、詳細を説明することで納得いただきました。対象者からの依頼者の感情なども伝えましたが少し目が泳いだ状態になったのが少し気がかりでした。一方資格試験の方は順調なようで「今年で合格できるかもしれないです」とのこと、依頼者の熱意が復縁よりも資格取得の方に向かっているようにも感じました。ただ、依頼者からは「引き続きお願い致します」とのことなので今後の工作の流れを伝える。
今回、外国人設定の工作員が依頼者を対象者に引き合わせるのは不自然良すぎるので他の工作員を間に挟むことにする。
再度工作員の友人という事で次回接触の際に対象者に引き合わせることにする。
依頼者には了承をいただき「私が会えるタイミングが来たら教えてください」とのこと。
対象者に工作員②を紹介する
やり取りの中で工作員が対象者に日本で知り合った友人を紹介したいと話し工作員②を紹介する。
対象者は「男性の人?それは今は・・・」とのことだが女性だということを伝えると「それなら大歓迎」とのことである。工作員②は大学生で大学院入学に向けて猛勉強中という設定である。
一緒に語学の勉強をしたいということで引き合わせることにする。
工作員②はプライベートでも独自のコミュニティーを持っており、大人数の工作を行う時は彼女を起用することが多い。今回、最終的に依頼者と対象者を接触させる場は工作員②が持つ【あるコミュニティー】のオフ会と設定する。対象者と同じく語学勉強中ということもあり、初回の接触から意気投合して旧来の友人のような関係を構築することに成功する。
以降、頻繁にやりとりをしてお互いの目標や趣味、恋愛の話など対象者の現状をさらに深く把握できていく。すぐに工作員②のコミュニティーであるオフ会にも参加するという話になり、日程を調整して対象者にも伝える。対象者が参加を了承したので依頼者にもその日時を伝えいよいよ最終段階に入っていく。
依頼者の準備
上記の参加を依頼者に促したところ「分かりました」と了承をいただいたことにより依頼者と対象者の引き合わせをすることにする。依頼者と工作員②はネットゲームで知り合った友人という形で紹介することになる。対象者も依頼者も今回が初参加で、初参加者同士で引き合わせますという流れである。
依頼者は復縁に向けてしっかりと準備をしており、よほどのことがなければ悪い印象は与えないと思われる。2名の工作員の話からも対象者は依頼者に対して悪い印象はなくむしろ好意はまだ残っているようにも思われる。別れの原因は【愛が重すぎる】つまり束縛が強すぎるという事ではあるが、それが理由で依頼者を嫌いになったわけではなく、自分だけの時間が持てなくなるかもしれないという恐れからの別れであるため、再び会うことがあっても険悪な雰囲気になることはないと思われる。
オフ会の前日、依頼者から「明日会って良い感じになれたとして、いつまでによりを戻したいと言えば良いとかありますか?」と聞かれたので「自身のペースで大丈夫ですよ」と返答したところ「分かりました、資格試験が終わるまではこのままで良いかなとも思っています」との回答を受けたので少し違和感を感じました。準備が万全になってから伝えるつもりなのかなと思いましたが、それは全く見当違いだったようです。
復縁工作の最終工程:対象者との接触
オフ会の当日、予定通り依頼者と対象者は工作員②の共通の友人という事で引き合わされました。
対象者は当然のように驚き、依頼者も目を見開き驚きの表現をうまく行っていたようです、それに加えて工作員①も「え、なに、この人が〇〇ちゃんが言っていた彼氏の人?」と話ながら驚きを表現して「これは運命の出会いよ」「また付き合っちゃえ」とかちゃちゃを入れながら場の緊張や困惑を崩して席に着きました。
再会に緊張してか依頼者も対象者も最初は口数も少なかったですが、周りの雰囲気やお酒の力に流されて近況の報告から付き合っていた当時の思い出話などをだんだんとするようになり、また連絡を取ろうねというところまで行くことができました。
2人ともお互いの連絡先は残したままだったので、連絡先を交換しようとしたときにLINEがそのまま残っていたので苦笑いをしておりました。
その日はお互い初参加という事もあって他のメンバーに紹介される等もあり、以降は離れて行動することになりました。ただ、依頼者は手ごたえは感じていたようです。
オフ会が終わった後にLINEにも対象者から「今日は会えて嬉しかった」というような連絡が来たそうです。
依頼者の考える時間
オフ会以降、依頼者と対象者は友人としてではありますが、良好な関係を築くことができました。
工作員からも工作員②からも対象者は依頼者と久しぶりに会って喜んでいたという内容の報告を受けました。「恋人同士に戻るの?」という工作員の質問にはまだ明確に答えは出ていないけどまんざらでもないような反応を見せているという状況を依頼者に伝えたところ。
「僕は目標である資格試験に通ってから彼女に気持ちを伝えようと思います」とのこと
ここまで来れれば復縁も成ったようなものです。
「これ以降はご自身だけでも復縁はできると思いますので終了にしましょうか?」と聞くと「もう少し待ってください」との回答、この段階では依頼者が何を考えているのか分からなかったため「分かりました、終了のタイミングは教えてくださいね」と伝え、工作員達は引き続き対象者との交友関係を続けました。
依頼者はこの時、復縁をするかどうかを迷っていたと後に伺いました。
依頼者の気持ちの変化
資格試験が迫ってきて依頼者から復縁を迷っているとのお話を受けました。
対象者と別れて弊社に面談に来た時点では別れが辛くてどうしようもなかったとのことでした。
失ったものの大きさ、今後の人生で対象者のような女性とは会えないのではないかという恐怖。
何がダメだったのか、どうすれば良かったのかと考える毎日、仕事も何も手につかず死んだような自分。
その時期は想像を絶するほど辛かったでしょう。
この苦しみを乗り越えるには彼女を取り戻すしかないという考えに至り。
どうすれば彼女を取り戻せるのだろうかという事を考えに考えて弊社に至ったとのことでした。
弊社で面談を終えたあとは彼女を取り戻すためにがむしゃらに努力をして、あと少しで彼女を取り戻すことができる段階に辿り着いたが、果たしてこのまま彼女と戻って良いのか?
今の彼女は当時と変わらず魅力的で一緒にいられたら幸せを感じることができるだろうと思うけど何かがひっかかっているとのこと。今は資格試験に集中して終わった後の自分の気持ちに従いたいとのことでした。
依頼者に新しく気になる人物ができたのかとも思いましたが、そういったことではなく漠然とした気持ちとのこと。さしあたり依頼者の資格試験が終わるまでは現状維持することにしました。
依頼者の抱えるジレンマ
資格試験までの間にも依頼者と対象者は連絡を取り続け何度か一緒に出掛けたりもしたそうです。
その間に復縁の話は出ていないようでした。
そして資格試験の結果は見事に合格を果たすことができました。
対象者も自分のことのように喜んでくれたようでお祝いをしようという事になったそうです。
工作員から聞く対象者の依頼者に対する印象も非常に良いようで、交際時よりも魅力的だと話をしていたそうです。交際時も依頼者が努力家でまじめな性格だということは知っていたけど目標に対して努力する姿がとても魅力的に見えるそうでした。この点を依頼者に伝えると依頼者は「好きな子にそういってもらえるのは嬉しいです、彼女には幸せになってほしい」とのこと
「復縁を叶えて、ぜひ一緒に幸せになってください!」と伝えたが苦笑いをするだけでした。
復縁を申し出て拒絶されるのを恐れているのかなと思い「あなたが復縁を希望すれば叶いますよ」と伝えたが、どうやらそういう話ではないようでした。
依頼者の決断
「拒絶されるのを恐れているのではなく、復縁をやめようと思います」との回答には少し驚かされました。
「どうしてですか?」との質問には「彼女との別れのおかげで自分自身が変われた気がします」「まさか自分が難関と言われている試験に通ることができたのも彼女との別れのおかげだと思います」「自分自身まだ他にもチャレンジしたいことがあるので、今復縁をしても彼女をないがしろにしてしまうと思う」
「彼女にも幸せになってほしいから自分のことしか考えられない自分よりも、彼女を愛してくれる誰かと一緒になってほしい」と言われて唖然としました。
復縁を希望されていて途中で気持ちが変化するという事は過去にも多々あることでした。
あと一押しという時点からのこのようなケースは初めてのことだったので困惑させられましたが、依頼者の話も理解できました。
対象者の幸せを祈る依頼者
「彼女から復縁したいと言って来たらどうしますか?」と聞くと依頼者は少し考えて「誰か素敵な方はいないですか?」とのこと「彼女に素敵な相手を探してほしい」という依頼に切り替わった瞬間でした。
これまでも復縁を希望されていて途中で気持ちが変化してしまうことは多々ありました。
しかし今回のように復縁希望相手に他の相手を探してほしいという依頼は初めてです。
何度も確認をしましたが依頼者の意志は固く、その流れで進めることにしましたが別の事例となります。
途中で依頼者の様子が変化したのには気づきましたが、まさかこのような形となるとは思いませんでした。
残念ながら復縁工作は失敗という形になりますが、依頼者も弊社も気持ちよく終了できた案件ではありました。依頼者も対象者もそれぞれ違う道で幸せを掴めるように願わずにはいられない案件です。