弊社の成功事例は実話をもとに、掲載させていただいております。
工作種別 | 別れさせ工作 |
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依頼者情報 | 千葉県在住 27歳 男性 |
対象者情報 | 千葉県在住 25歳 男性 |
契約期間 | 2カ月半 |
相談内容
私には、二つ年下の彼女がいます。
交際して2年ほどになりますが、これまで本当にいろんな時間を共に過ごしてきました。彼女は明るくて前向きで、人懐っこくて、正直「こんな人と出会えたのは奇跡かもしれない」と思えるくらい、大切に思っています。
彼女には過去にうつ病を患っていた経験があり、現在も服薬治療は続けている状態です。ただ、ここ1年ほどは気分も安定していて、仕事にも真面目に通い、休日には一緒に出かけたりと、ごく普通の穏やかな時間を送れていました。
ところが、半年前のある日を境に、何かが変わり始めました。
ある日、彼女の部屋を訪ねると、目の焦点が合っていなかったり、受け答えがぼんやりしていたり、いつもの彼女ではないと感じました。そのとき、「実は薬を多めに飲んじゃって…」と、申し訳なさそうに告白されたのです。最初は「たまたま飲みすぎただけ」だと思おうとしました。でも、それは始まりにすぎませんでした。
それ以降、月に1回、2回…と頻度が増え、明らかに意図的にOD(薬の過剰摂取)をするようになってしまったのです。最初は僕も驚いて、「そんなことしたらダメだよ」「ちゃんと病院の指示通りに飲まないと危ない」と、強めに言ってしまったこともあります。でも、それが逆効果だったのか、彼女は何も言わずに笑って「大丈夫」と言って、ごまかすようになってしまいました。
僕も、無理に止めさせるのはよくないのかもしれない…と考えて、ネットで「ODを止めさせる方法」といったことを検索してみました。だけど、どの情報も「無理やり止めさせるのは危険」「本人の意思を尊重すべき」といった内容ばかりで、かといって見守っているだけでは何も変わらない。どうすればいいのか、本当に分からなくなってしまいました。
病院の処方に口出すこともできず、精神的な病気について素人の僕が何かを言っていいのかと悩み、結局ただ黙って彼女のそばにいるだけの日々が続いています。でも正直、このままでは彼女の心も体も壊れてしまうんじゃないか…という不安でいっぱいなんです。
もちろん、彼女自身が一番苦しんでいるということは分かっています。
それでも、今のまま何もせず、傍観者のような立場でいることが、彼女のためになるとは思えません。彼女の命を守るために、どうにかして助けたい。あの明るかった彼女の笑顔を、もう一度心から取り戻させてあげたいんです。
今回、ご連絡をさせていただいたのは、そんな僕の思いに何かヒントをもらえないかと思ったからです。彼女に対して、どんなアプローチをすればいいのか、どのような形で距離を詰めればいいのか、そして、何よりも彼女がODから抜け出すための現実的な手段があれば、どうか教えていただけませんか。
彼女を救いたい。ただ、その一心です。
どうか、力を貸してください。
担当アドバイザーからのご提案
今回ご相談いただいた依頼内容は、「彼女にOD(薬の過剰摂取)をやめさせたい」というものでした。
一見すると単純なお願いのように思えるかもしれませんが、実際にはとても繊細で、根の深い問題を抱えたケースです。
まず、ODという行動そのものは自傷行為に分類されます。
自傷行為をしてしまう人の多くは、【死にたいから】ではなく、【今この瞬間の苦しさから逃れたい】【誰にも言えない気持ちを外に出したい】といった思いを抱えていることがほとんどです。つまり、ODは彼女の【心の叫び】であり、そこには必ず何かしらのきっかけや理由が存在しているはずです。
だからこそ「薬をやめて」と言葉で説得するだけでは根本的な解決にはなりません。
ネット上でもよく言われているように、無理に制止することは逆効果になる場合も多く、相手の孤独感や罪悪感をむしろ強めてしまう可能性もあるのです。重要なのは、なぜ彼女がODという手段を選んでしまうのか、その理由を丁寧に解き明かしていくこと。
そこからしか、真の解決にはつながりません。
当初のプランでは、対象者の勤務先・SNS・行動パターンなどを元に、女性工作員が単独で接触し、友人関係を築いていく予定でした。しかし、実際に対象者の状況を詳しく伺い、生活の様子をヒアリングした結果、当初の想定とは異なり、対象者はかなり内向的で、仕事と家の往復以外はほとんど外出せず、他人と接触する機会も極端に少ないという実情が判明しました。
このようなタイプの方に外部から急に接触を試みても、逆に心を閉ざされてしまう恐れがあり、むしろ逆効果になってしまう可能性が高いと判断しました。
そこで、今回のケースにおいては【信頼している依頼者様との関係性】を起点にした接触が最も効果的であると考えました。つまり、依頼者様の友人という立場で登場することで、警戒心を持たせずに自然に対象者と関係を築くという流れです。
まずは、依頼者様の男友達という設定の男性工作員と、その恋人役の女性工作員を用意。依頼者様から対象者には事前に【最近知り合った友人の話】をしておくことにより、認知をさせておくという段取りをとることに、男性工作員とは顔合わせなどして認知できた時点でWデートを装い、対象者の深層心理に入り込む女性工作員を接触させるという手段を提案しました。
このように依頼者様自身にも協力してもらうことで、対象者にとって「警戒心のない環境」で工作員と接触できる状態を整え、心理的ハードルを大きく下げることが可能になります。そして信頼関係を少しずつ構築しながら、ODをしてしまう本当の理由を探り、根本的な解決へとつなげていく、というのが今回の工作の大まかな流れになります。
依頼者様もこの流れに納得されてご契約となりました。
・成功の定義は、ODしてしまう原因を解決し、やめさせること
特殊工作:対象者との接触
面談で提案した通り、依頼者様と対象者はすでに2年以上の交際歴があり、お互いの交友関係についてもある程度把握し合っている状態でした。そのため、突如現れた友人カップルと接触させるのはやや不自然と判断。今回の接触は、依頼者様の【男友達】として男性工作員を段階的に紹介する形で始めることにしました。
まずは依頼者様に、日常会話の中で「最近知り合ったやつがいる」と、男性工作員の存在をさりげなく伝えておいてもらいます。その後、実際に対象者とも顔を合わせて会話もするように。
そして認知できた時点で「今度、そいつとBBQでもやるんだけど、一緒にどう?」といった形で、自然なイベントへの参加に誘導しました。
この段階ではまだ女性工作員の存在は出さず、あくまでも依頼者様の男友達とその彼女も来るかもという流れにとどめておきました。
そして迎えたBBQ当日。
依頼者様、対象者、そして依頼者様の友人という設定の男性工作員、加えてその恋人という設定の女性工作員、4名での自然な会が開かれます。
対象者は、事前に聞いていた「依頼者様の友人の彼女」としての紹介を受けた女性工作員に対してもすぐに打ち解け、明るく接してくれました。終始和やかな雰囲気でBBQは進みます。
この時点で対象者は、2人の工作員を【依頼者様の友人】として好意的に受け入れているようでした。
この日はまず、対象者に自然な形で新しい友人ができたという印象を持ってもらうことを最優先とし、無理な踏み込みは避けました。
その甲斐あって、帰り際には4人で連絡先を交換し、「また遊ぼうね」と笑顔で解散。対象者と女性工作員は、その後も少しずつ個別にやり取りを始めていくことになります。
特殊工作:信頼関係の構築と心の内側に触れるまで
BBQをきっかけに知り合った対象者と工作員のうち1人の女性工作員は、その後も連絡を取り合うようになります。最初はグループでのやり取りが中心でしたが、自然な流れで二人きりでお茶や買い物に出かけるようになり、関係は徐々に親しいものへと変化していきました。
対象者は、外から見る限りは明るく前向きな女性ですが、親しくなるにつれ「ちょっと疲れてるかも」「最近気分が落ち込むことが増えたんだよね」など、時折ポツリとこぼす言葉に心の揺れを感じさせる場面がありました。
そうした中で、ある日ふとした会話の流れで、対象者は今の職場の悩みを打ち明けてくれました。どうやら最近、仕事での評価が思うようにいかず、モチベーションが保てない状態が続いているとのこと。さらに、職場自体が依頼者様の紹介で入った経緯があるため、簡単に辞めるわけにもいかず、相談すらできずにいたことが判明します。
「せっかく紹介してもらったのに、私がダメだったって思われたくない」
「でも、毎日がつらくて、どうしたらいいかわからないんだ」
対象者はそんな言葉を漏らしながら、悩みを誰にも話せない苦しさに押し潰されそうになっていたのです。工作員はあくまで気の合う女友達としてその話を真剣に聞き、決して押し付けず、共感をもって接し続けました。
ヒアリングの結果、対象者が抱えるストレスは少なくとも半年前から始まっていたことがわかり、それは依頼者様から聞いていたODが始まった時期とぴたりと一致していました。
ここで、ようやく核心にたどり着きます。つまり、対象者のODは【依頼者様に相談できない不安と自己否定感】が引き金となり、誰にも気づかれずに蓄積されたストレスの出口として、薬に依存するようになってしまったのです。
特殊工作:悩みの解放と、依頼完了への道筋
対象者の抱える問題を把握した工作員は、次のは【依頼者様への相談】という選択肢を対象者に持たせることを目指しました。
ただし、「相談したら?」とストレートに促すのは逆効果となります。そこでまずは、依頼者様に状況を共有し、「話しやすい空気」を少しずつ作ってもらうことにしました。普段の何気ない会話の中で、相手を責めず、焦らせず、受け入れてあげられる雰囲気づくり、それが鍵になります。
そんなある日、対象者はぽつりと口を開きました。
「たまに、ODしちゃうんだよね。 やめたいって思ってるのに、気がついたらやってて……あとからめちゃくちゃ後悔するの」工作員はその言葉を静かに受け止め、驚いた様子を見せずにこう返します。
「そうなんだね。話してくれて、ありがとう。大丈夫、誰にも言わないよ」
そのやり取りがきっかけとなり、対象者の中で【この人なら信じてもいいかもしれない】という気持ちが芽生えたようでした。徐々に心を開き、困ったときや落ち込んだときには、自然と工作員に相談するようになっていきます。
しばらくして、工作員が「もし、ちゃんと向き合ってくれる人が近くにいるなら、話してみるのもひとつの方法かもね」とだけ伝えたところ、対象者はしばらく沈黙したあとで「うん、ちゃんと話してみようかな」と小さくうなずきました。
そして数日後、対象者の方から依頼者様に向かってこう言いました。
「ごめん……私、最近ちょっと、いろいろしんどくて……」
その言葉に、依頼者様も表情を引き締めて、静かに返します。
「気づいてあげられなくて、ごめんね。
でも今、こうして話してくれて本当に嬉しい」
二人はしっかりと向き合い、涙を交えながら、本音で語り合いました。
対象者はこれまで抱えてきた葛藤や不安をすべて打ち明け、依頼者様も真摯に受け止めたことで、関係の間にあったわだかまりは徐々に解けていきます。
その後、対象者は自らの意思で転職を決断。新しい職場では人間関係にも恵まれ、少しずつ前向きな気持ちを取り戻していきました。薬の量も自然と減り、ODは一切なくなったとのこと。今では休日に外出したり、趣味のカフェ巡りを楽しむなど、以前のような明るい表情が戻りつつあるようです。
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