妻と不倫相手を別れさせたい!有効な手段と注意点

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Mai

ハートリンクメディア担当

過去に旦那の不倫で慰謝料などで振り回され、探偵事務所に依頼。依頼した探偵事務所で、「自己改善」「未来に進む重要性」をカウンセリングを通して気づくことができ、相手の変化を待つよりも自分を改善し泥沼から抜け出すことができた。この経験を活かし、同じ境遇の人を助けたいと探偵事務所に身を置くことに。

妻の不倫が発覚した際、「不倫していたとしても妻との離婚は考えられない」「妻と不倫相手を別れさせたい」と考える男性は多いようです。

自分で説得して解決しようと考える方もいらっしゃるかと思いますが、失敗に終わる可能性が高いので注意が必要です。

この記事では、妻と不倫相手を別れさせる方法や注意点について解説します。

目次

1.妻と不倫相手を別れさせる3つの方法

妻と不倫相手の男性を別れさせるためには、不倫相手に対し「他人のパートナーと付き合えば不利益を被る」という自覚を促す必要があります。

自覚を促す方法としては主に以下の3つが考えられます。

  • 示談交渉
  • 裁判上の和解
  • 別れさせ工作

それぞれの方法について説明します。

(1)示談交渉

示談交渉は、不倫をされた夫と不倫相手の男性とが話し合い、示談で不倫問題を解決する方法です。

慰謝料請求訴訟のように、裁判で不倫相手の男性の責任を追及する方法ではありません。

示談の内容は交渉当事者が自由に決められます。


ただし、示談が成立するには、不倫相手の男性の同意が必要となります。

不倫をされた夫と不倫相手の男性だけで直接交渉すると、交渉が決裂するおそれもあるので注意が必要です。

(2)裁判上の和解

裁判上の和解は、民事訴訟(例:慰謝料請求訴訟等)が係属している場合、裁判期日において当事者間で和解を成立させる方法です。

訴訟当事者から裁判官へ和解による解決をしたいと提案できます。

また、裁判官から和解による解決を勧められるケースもあります。


ただし、示談と同様、被告である不倫相手の男性の同意が必要です。

原告と被告が和解するために歩み寄らなければ、協議が決裂する可能性もあります。

(3)別れさせ工作

「別れさせ屋」という業者が、妻と不倫相手の男性との関係に亀裂を入れ、別れさせる工作を行う方法です。

不倫相手の行動調査・情報収集を行ったうえで、心理誘導やハニートラップなどを駆使し、別れさせる工作を進めていきます。

2.示談交渉による解決

示談交渉による解決を望む方に向けて、示談交渉の進め方や、確実に成功させるポイントについて説明します。

(1)弁護士に相談して示談内容について話し合う

示談交渉は当事者だけで行うことも可能ですが、成功させるためには法律の専門家である弁護士に依頼することをおすすめします。

弁護士は法律の知識を駆使して、不倫相手の男性へ示談に応じるよう説得します。

弁護士が自分の代わりに不倫相手と交渉するので、理性的な話し合いが可能です。

弁護士に示談交渉を依頼する際は、以下のような希望を伝え、示談条件を取り決めましょう。

  • 示談交渉の目的:妻と不倫相手を別れさせたい
  • 示談条件:示談に応じれば不倫相手の男性を訴えない等
  • 違反した場合の措置:不倫相手が約束を破ったら、違約金を請求できる等

弁護士と示談の条件を取りまとめたら、弁護士は不倫相手の男性と交渉を開始します。

交渉が成立したら示談書を2通作成し、自分と不倫相手の男性が1通ずつ大切に保管します。

(2)示談を成功させるポイント

不倫相手の男性が二度と自分の妻と不倫をしないよう、示談書に「接触禁止条項」「違約金条項」を明記します。各条項の内容は以下の通りです。

  • 接触禁止条項:不倫相手が自分の妻と直接の接触、電話・メール・LINE・SNS等、一切のやり取りを禁止する条項
  • 違約金条項:接触禁止条項に違反した場合、不倫相手に違約金を請求できる条項(違約金額は100〜200万円程度が相場)

違約金条項を盛り込めば、不倫相手の男性は接触禁止条項を遵守することでしょう。

なお、自分の妻と不倫相手の男性が同じ職場で働いている場合、仕事の都合で顔を合わせる可能性があります。

このような場合は「プライベートでの接触・やり取りを禁じる」などの文言を追加し、示談の条件を工夫しましょう。

3.裁判上の和解による解決

不倫相手の男性に対し慰謝料請求訴訟を提起した場合でも、原告である自分が望めば裁判上の和解で不倫問題を解決できます。


裁判上の和解の方法、和解を成功させるポイントについて説明します。

(1)裁判上の和解とは

裁判上の和解とは、裁判所が関与し、和解協議で合意した内容を和解調書に記載する解決方法です。

和解調書が作成されるので確定判決と同一の効力を有します。

訴訟提起から終了までの間、いつでも裁判上の和解を提案できます。

また、裁判官から和解を勧められるケースもあります。

裁判上の和解では、妻との不倫関係を解消させる条件を盛り込むことが可能です。

弁護士に弁護を依頼すれば、和解協議をサポートしてもらえます。

(2)裁判上の和解を成功させるポイント

和解調書に「接触禁止条項」「違約金条項」を盛り込めば、被告である不倫相手は和解内容を遵守することでしょう。

ただし、裁判上の和解は示談の場合と同様に、被告である不倫相手の同意なしには成立しません。

そのため、不倫相手に接触禁止条項・違約金条項を認めさせる代わりに、慰謝料の減額や免除する旨を申し出てみましょう。

不倫相手の男性は、多額の慰謝料が軽減または免除されるので、和解に応じる可能性は高いです。

4.別れさせ工作による解決

「別れさせ屋」に依頼し、妻と不倫男性を別れさせるという方法もあります。

別れさせ屋が行う工作の内容や、別れさせ工作を成功させるポイントについて説明します。

(1)別れさせ工作とはどのような方法か?

別れさせ屋の工作員は、不倫相手の性格や日常の行動、交友関係、趣味・興味等を徹底的に調べ上げ、得られた情報を分析した上で、以下のような工作を実行します。

  • 物理的接触工作:工作対象となる不倫相手の状況(時間や場所等)を利用し、工作員が偶然の出会いを装い、接触する
  • 感情的接触工作:工作員が不倫相手の恋愛感情、性的欲求・独占欲求を利用し(ハニートラップ等)で、現在の交際相手(妻)に対する欲求を減退させる
  • 人為的接触工作:工作対象となる不倫相手の人間関係に入り込み、身近な人物となって不倫相手を現在の交際相手(妻)から引き離す

工作員は自然な形で不倫相手の日常生活に入り込み、信頼を得ながら、不倫相手が依頼者の妻に対して別れを切り出すように仕向けます

(2)別れさせ工作を成功させるポイント

別れさせ工作は、工作員が自然な形で不倫相手に近づくという方法をとるので、基本的に依頼者である夫は何もしない方が良いです。

ただし、別れさせ屋に別れさせ工作を依頼する場合、以下のような協力や心がけが必要となります。

  • 依頼者である自分(夫)が知り得る妻の不倫相手の情報を工作員に情報提供する
  • 依頼者本人が妻の不倫相手と接触し、強引に別れさせる行動をとらないよう心がける

依頼の際は、妻の不倫相手に関して知り得た情報を工作員に伝えておきましょう。

依頼後も、新しい情報を得られたら、随時、工作員に報告すると、工作を行いやすくなります。

また、別れさせ屋の工作が開始されたら、依頼者は妻の不倫相手と接触することは避け、工作の支障にならないよう心がけましょう。

5.妻と不倫相手を別れさせる際の3つ注意点

妻と不倫相手を別れさせるときは、以下の3つの点に注意が必要です。

  • 直接説得する場合はトラブルに発展する可能性がある
  • 裁判では不倫の差し止めが難しい
  • 妻と不倫相手を別れさせるには確実な証拠が必要


それぞれの注意点について解説します。

(1)直接説得する場合はトラブルに発展する可能性がある

不倫された夫が、妻の不倫相手に対して、直接不倫をやめるよう説得する場合、深刻なトラブルに発展する可能性があるので注意しましょう。

最初は理性的に話し合おうとしても、徐々に双方が感情的となり、暴力行為に発展するおそれもあります。不倫相手の男性に怪我をさせれば、相手側から訴えられる事態が想定されます。

そのため、不倫された夫が妻の不倫相手の男性と示談交渉を行う際も、法律のプロである弁護士に交渉役となってもらい、理性的に手続きを進めることが望ましいでしょう。

(2)裁判では不倫の差し止めが難しい

法律上、不倫をされた夫に、妻と不倫相手とを別れさせる権利が認められているわけではありません

どうしても裁判で妻と不倫相手を別れさせたい場合は、不貞行為の「差止請求」の訴えという方法が考えられます。

ただし、差止請求が認められるのは、放置すると急迫的に夫の権利が侵害され、早急にその権利を守る必要があるという場合のみです。

つまり、妻と不倫相手の不貞行為が、急迫的に夫の権利を侵害していると認められない限り、差止請求で妻と不倫相手とを別れさせるのは非常に困難です。

(3)妻と不倫相手を別れさせるには確実な証拠が必要

妻と不倫相手の関係解消を主張する前に、確実な証拠を得ていないと、不倫当事者から無視されたり、逆に訴えられたりするおそれがあるので注意しましょう。

不倫の確実な証拠を得られていなければ、離婚や慰謝料請求に関する裁判で自分の主張が認められないだけではなく、浮気相手に示談交渉を申し出ても拒否されてしまう可能性があります。

そのため、事前に確実な証拠を取得することが大切です。

裁判で認められる不倫の証拠は以下の通りです。

  • 妻と不倫相手との性行為の画像・動画
  • 妻と不倫相手が性行為をしていたと推認できる画像・動画(例:妻と不倫相手がラブホテルに出入りする画像・動画等)

妻と不倫相手との性行為や性行為をしていたと推認できる画像・動画は、素人による撮影が難しく、尾行や張り込みの能力、不倫当事者の顔もはっきりと確認できる撮影技術が求められます。

探偵社に不倫調査を依頼すれば、鮮明な画像・動画の他、裁判所に証拠として提出可能な「調査報告書」も取得できます。

なお、別れさせ屋に依頼する場合は、探偵業を行っている業者がほとんどなので、別れさせ工作の前に、不倫の確実な証拠の収集が可能です。

まとめ

この記事では、妻と不倫相手を別れさせる方法や注意点について解説しました。

妻と不倫相手を確実に別れさせたいなら、夫婦関係や家庭の事情などに合わせて適切な方法を選ぶことが大切です。

法的な手段に頼らず、自然な形で別れさせたい場合は、プロに頼ることをおすすめします。

復縁屋・別れさせ屋を専門とするハートリンクでは、長年の探偵業務を通じて培った経験と心理学の専門知識を併せ持つスタッフが、依頼者様のご不安な気持ちに寄り添いながら、ご希望や状況に適した提案をさせていただきます。

「妻と不倫相手を別れさせて、夫婦関係を再構築できる可能性があるのか知りたい」「妻と不倫相手を別れさせたいけれど、どの方法を選択するべきか迷っている」などというご相談にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

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