弊社の成功事例は実話をもとに、掲載させていただいております。
別れさせ工作 | |
依頼者情報 | 東京都 世田谷区 男性 54歳 |
契約金額 | 85万円 成功報酬10% |
相談の経緯
別れさせ工作をお願いしたくご相談させていただきます。
娘が最近、付き合い始めた男性がいます。
本来は喜ばしい事だと思うのですが、どうしても胡散臭いんです。
彼は、ベンチャー企業の社長ということで羽振りが良いのです。
娘は今まで行ったこともないような高い食事に連れて行ってもらったり、高級品のプレゼントを贈られたりしています。
とても喜んでいるのですが、私にはどうにも腑に落ちないんです。
娘は大学を卒業して広告代理店に入社して順調にキャリアは積みました。
さらに、見た目も悪くないということは親の贔屓目で見ても分かります。
出会いのきっかけも男の経営する会社の担当になったからということなので理解はできます。
しかし、私がこんなことを言うのも変ですが、相手と釣り合っていない気がしてなりません。
一時の遊び相手としてさんざん遊ばれた挙句に捨てられてしまうのではないかと心配でしょうがありません。
対象者のことはすでに調査済み
実は御社に来る前に相手の男性はどのような男なのか?
娘との付き合いはどのようなものなのか?という調査は他社で行いました。
その時は、一般的な恋人であり、男に他の女性の存在はないという報告は受けています。
それでも安心できない。
娘の幸せを考えれば何もしない方が良いのかもしれません。
しかし、妻を亡くした後に一人で育ててきた娘が心配で心配でしょうがないんです。
もっと普通の男を選んでくれればこんなに心配はしなかったと思います。
娘のことを考えると別れさせるのは酷いことかもしれません。
しかし、なんとか受けていただけないでしょうか?
担当アドバイザーからのご提案
依頼者様のお話を伺い【よくあるケース】だなと思いました。
親が子供の将来を心配して交際相手の調査は探偵業務で定番です。
弊社にも月に数件の問い合わせが来ております。
調査の結果、交際相手の背後に不穏な影などあったら両親としては気が気ではなくなることでしょう。
本来、子供が自分自身で選んだ相手だから何も言わないというスタンスが良いのかもしれません。
しかし、その進む先に落とし穴や危険なものがあると分かっているのであれば親としては止める必要があります。
今回の依頼者様である父親の懸念は全く見当違いというわけではなく下記の点で不審に感じているとのこと
依頼者様は娘がそのうち教えてくれるというスタンスを取っています。
ただ、本来すぐに分かるはずなのではないかという点が引っかかっているようでした。
確かに、家や家族の話はお付き合いしていると早いうちに話題にあがるはずです。
にもかかわらず、それが分からないというのは不審なところでもあります。
依頼を受けるにあたり、弊社でも対象者や依頼者様娘の調査を行い、その調査を元に別れさせ工作を進めていく事を了承いただきました。
シナリオの提案を行う
続けて、依頼者様に工作の手法の提案を行いました。
今回は典型的な別れさせ工作です。
対象者に女性の工作員を接触させて関係を構築し、依頼者様娘から引き離すという手法を提案致しました。
しかし、依頼者様は娘の心労などを考慮してか、非常に複雑かつ不愉快な様子でした。
そのため依頼者様娘に対する工作の手段も提案しました。
つまり、依頼者様娘に同性の工作員を接触させ、心理誘導を繰り返し対象者から引き離すという手法です。
前者の手法よりも時間はかかるという点を伝えたところ、それでも良いから依頼者様娘の負担が少ない方でとのこと。
そのため、依頼者娘に対しての工作を行うと言う形で進めることになりました。
・依頼者娘に同性の工作員を接触させるシナリオで進める。
・依頼者娘の意思で対象者と離れるように別れさせ工作を行う。
別れさせ工作の開始
依頼者は娘に対しての基本的な情報は持っていました。
しかし、退勤後や休日等の過ごし方などは全く分からない状態であったため、工作は依頼者娘の周辺調査から開始する。
退勤時や休日の行動から活動エリア等、交友関係の確認を行いました。
依頼者娘は対象者と行動を共にしていることが多いが、対象者自宅に行くことはありませんでした。
食事をしてホテルに行き、終電で帰宅することもあれば、朝まで一緒に過ごして翌朝出勤するなどをしていました。
一人での行動が少なく工作員の接触ポイントが決められずに時間が経過してしまったので、仕事関係で接触することに切り替えました。
つまり、依頼者様娘の勤務先に架空の仕事の依頼を出し、依頼者様娘との打合せの段取りを組むことができました。依頼者様娘が必ず担当者となるような操作は行いましたが割愛致します。
今回の工作員は依頼者様と同年代の女性で、弊社の用意した法人のWEB担当という形にしました。
工作員から見た依頼者様娘の印象
打合せを終えて工作員は依頼者様娘を、【とても仕事ができて気さくな良い人】と評価をしていました。
初回の打ち合わせでお互いの連絡先を交換して、しばらくは仕事の連絡のやり取りをして親交を深めていくことになる。
ひと月が経過した辺りで依頼した仕事のめどが経ち、「お祝いをしましょう」と言う話になりました。
依頼者様娘と工作員、他2人の合計4人で食事をして一旦架空のプロジェクトは終了。
少し時間が経過した後、工作員からプライベートで食事の誘いをしてみると好感触で、「彼氏を連れて行って良いか?」とのこと。
彼氏は「ITベンチャーの社長で広告や業界にも明るいから会っておいて損はないよ」とのこと。
それならと工作員が了承して3人で食事をすることになる。
工作員が見た対象者の印象は悪くありませんでした。
むしろ「いい感じなのに別れさせるのもったいないのでは?お金も持っていそうなのに」との評価。
この日は解散が深夜遅くなったので対象者と依頼者様娘は都内の高級ホテルにそれぞれ部屋を取ってもらった様子。
「僕は仕事がまだあるので失礼するね」との言葉を残し去っていったそうです。
その去り際を依頼者様娘は寂しそうに見ていたとも言ってました。
工作員と依頼者様娘の人間関係構築
これ以降も依頼者様と工作員はプライベートで交流を続けました。
この日がきっかけとなったのか依頼者様娘とは仕事以外の恋愛観や家族の話などをするように。
依頼者様娘は父親が交際に反対しているのに腹が立っているようで、「〇〇さんとても良い人なのになんで反対するのか分からない」「邪魔したら家出してやる」など依頼者様が聞いたら泣かれそうな発言を繰り返していた様子。
工作員は依頼者様娘との関係構築のために、この段階では依頼者様娘に同意し、対象者についての情報を引き出すことに。
その結果、想像以上に対象者について把握していないことが分かりました。
対象者のプライベートはもちろん仕事の予定すら全く分からない。
会う時などは必ず相手の方からの連絡である。そもそも相手の家が分からない。車を持っているかどうかも分からない等。
交際しているにも関わらず。全く分からないのはおかしいと思う状態だった様子。
金銭に関しては依頼者様娘に出させることはないので金銭目的の接触ではないことは確かである。
しかし、何かが引っかかる、そんな漠然とした疑問を抱えながら依頼者様娘と工作員の親交は続いていました。そして、突然急展開を迎えることになりました。
突如の急展開
「彼が浮気をしているかもしれない。」
依頼者様娘から工作員にLINEが入りました。
「どうすればいいか分からない」
と続けてLINEが入り。
仕事終わったら会って話すことに。
依頼者様娘の退勤後、待ち合わせをして詳しく話を聞くと
・昨日デートの後に【びっくり】させようと対象者の後を追いかけた
・〇〇駅の改札の前で女の人と待ち合わせをしていた
・そのまま駅ビルにあるレストランに入っていった
だったということ。
工作員は仕事の打ち合わせではないかとも思い。
【手を繋いだり、腕を組んでいたか?】【親密そうだったか?】
などを依頼者様娘に聞くも頭が真っ白になっていて全然分からないとのこと。
食事の後もどうなったか分からない状態でした。
工作員が依頼者様娘に「知り合いに探偵がいるから調べてもらおうか」と提案する。
依頼者様娘は躊躇しながらも「どうなのかはっきりしたい」とのこと。
担当者は工作員から依頼者様娘との話し合いの報告を受け、依頼者様にも報告。
対象者が浮気をしているという流れで進めて良いか確認する。
再度の方針変更
依頼者様が以前に対象者の調査を行った際も、対象者と女性との関りは存在していたとのこと。
依頼者様娘以外にも数名の女性と食事をしていたのは確認していたらしい。
ただ、依頼者様は仕事の付き合いなのかもしれないと思ってようです。
そのためそこまで気に留めていなかった様子。
その時は食事の後はすぐに相手と別れて帰宅していたので【外れ】だったか・・・と落胆していたと言われてました。
今回の件も我々は仕事の打ち合わせでは?と考えました。
しかし、依頼者様娘からすると【女性と2人で食事】というものは許すことができず浮気と思ってしまうようでした。
依頼者様は娘が今辛い思いをしていると考えたようで「早期決着ができる方針でお願いします」と
「あいつは付き合っている女性がいるのに女と食事に行くひどいやつだ」というレッテルを張り依頼者様娘の気持ちを離れさせる方向に進めることになる。
幸い、対象者と女性が待ち合わせをして食事に行く写真は依頼者様が所持しています。
その為、今回はそれを利用することにしました。
依頼者様娘に対する心理誘導を試みる。
数日後に工作員がその写真を持って依頼者様娘のところに行き、
「彼には複数の女性がいた。」
「そもそも家を教えてくれないのは複数人との交際がバレないためではないか?」
「彼は信用ができない」
「彼の浮気は間違いない」
「彼とは別れた方が良い」
「あなたが不幸になるのを見てられない」
「もっと他に良い人がいる」とまくしたてました。
しかし、心理誘導をする以前に依頼者様娘は気持ちを決めていたようです。
依頼者様娘の中では「彼女に黙って他の女の人と食事する人は恋愛の対象にならない」という信念があったそうで「彼とは別れる」と一言。
神妙そうにしている工作員のことを気遣っているのか
「高いものたくさん貰ったし、いっぱい美味しいところでご飯食べれたからもういいよ!」
「十分元は取れたよ」
と、気丈に振舞っていた様子。
本心なのか分からないものの、この話をした翌日には対象者に別れを切り出したようです。
「彼とはお別れしました、いろいろ調べてくれてありがとうね」
「次はもっともっとお堅い人探すね!もし誰かいい人いたら紹介して!」
とLINEがきたとのこと。
依頼者様に報告を行う
依頼者様娘から別れたという話はされてないようで当初こちらの話を信用しませんでした。
工作員と依頼者様娘のやり取りを見せたところ安心したようです。
「これで心配事が一つなくなりました、ありがとうございます。」という言葉を頂きました。
今回の件は一つの物事でも受け取り方によって全く異なるということが認識できる案件でした。
実際、対象者が浮気をしていたかどうかは分かりません。
ただ、キャリアも経済力もある彼が、まさか恋人以外の女性と2人で食事に行っただけで、別れを告げられるとは思ってもいなかったことでしょう。
別れを告げられた対象者はかなりショックを受けていたようです。
しかし、依頼者様娘は依頼者様譲りの頑固な性格のようで「一度決めたら変えない」ため復縁はないだろうと依頼者様は言っておりました。
工作に予定通りに進むということはなかなかありません。
今回の件もいくつかの想定外な出来事が重なった案件でした。
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