弊社の成功事例は実話をもとに、掲載させていただいております。
工作種別 | 別れさせ工作 |
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依頼者情報 | 東京都在住 54歳 男性 |
対象者情報 | 東京都在住 24歳 女性(依頼者様の娘) |
第二対象者情報 | 不明(依頼者様の娘の彼氏) |
契約期間 | 3カ月半 |
相談の経緯
別れさせ工作をお願いしたく、ご相談させていただきます。
私には社会人になったばかりの娘がいます。大学卒業後は広告代理店に就職し、仕事にも真面目に取り組んでおり、親として安心して見守ってきました。容姿も人並み以上で、これまで恋愛についても特に口出しをすることなく、信頼して任せてきたつもりです。
そんな娘に、最近新しい交際相手ができました。本来であれば、恋人ができたことは親として喜ぶべきことです。実際、娘もとても幸せそうで、今まで以上に明るくなったように見えます。しかし、そのお相手について話を聞くうちに、私はどうしても心配の方が勝ってしまうのです。
娘の話では、彼はベンチャー企業の社長をしていて、かなり羽振りが良いようです。付き合い始めてすぐ、高級レストランでの食事や、ブランド物のアクセサリーをプレゼントされたとのこと。もちろん、成功している男性であればそういう振る舞いも不自然ではないのかもしれません。
ただ、どうにも腑に落ちないんです。親の直感と言ってしまえばそれまでですが、どこか胡散臭いというか、誠実さを感じられないという印象がどうしても拭えません。
出会いのきっかけは、娘が勤務先の担当として彼の会社を訪れたことだと聞いています。ご縁があったということ自体は納得できます。しかし、私がこう言うのも変な話なのですが、正直、娘と彼の間に【釣り合いが取れているように見えない】のです。
若くて可愛く、まっすぐな娘が、遊び慣れた男性にとって都合のいい存在になってしまうのではないかと。そう思うと、夜も眠れません。
今はまだ彼の本性が見えない分、娘は彼の甘い言葉や贅沢な扱いに浮かれているようです。しかしこのまま関係が進めば、傷つくのは娘です。
最悪の未来が訪れる前に、今なんとかしておきたいと思い、藁にもすがる思いでご相談させていただきました。
第二対象者のことはすでに調査済み
実は、御社にご相談に伺う前に、一度他社にて彼氏に関する調査を依頼したことがありました。
相手の素性や、娘との関係がどのようなものかを知りたいという一心でした。
その際の報告では「ごく一般的な恋人関係」であり、「他に女性の影は見当たらない」という結果でした。
もちろん、それを聞いて少しは安心した部分もありました。
けれど、それでも不安は拭えなかったのです。
一見問題がないように見えても、娘が本当にこの先幸せになれるのか。そう考えると、どうしても心がざわついてしまいます。
もしかすると、私の心配しすぎなのかもしれません。
それでも、自分の人生をかけて育ててきた娘が、もし万が一にも辛い思いをするようなことになったら。
そんな想像をしてしまうと、いてもたってもいられなくなるんです。
私は妻を病気で亡くし、それ以降は男手一つで娘を育ててきました。
正直なところ、父親として完璧なことは何一つできなかったかもしれません。
それでも、娘が進学し、社会に出て、しっかりと働き始めた今。ようやく少しだけ肩の荷が下りたような気持ちでいました。
そんな矢先に現れたのが、今回の彼です。
願わくば、もっと普通の、地に足のついた誠実な人を選んでくれれば、これほどまでに心配することもなかったのでしょう。
娘の幸せを願う気持ちと、いま彼と別れさせようとする自分への葛藤。
本当にこれでいいのか、何度も何度も自問自答しました。
もしかしたら、余計なことをしてしまうのではないか。
でも、何もしないで後悔する方が、もっと辛い。そう思ったんです。
娘にとってはひどいことなのかもしれません。
ですが、彼女の未来を守るために、どうか力を貸していただけませんか?
担当アドバイザーからのご提案
依頼者様のお話を伺い【よくあるケース】だなと思いました。
親が子供の将来を心配して交際相手の調査をするのは探偵業務で定番です。
弊社にも月に数件の問い合わせが来ます。
調査の結果、交際相手の背後に不穏な影などあったら両親としては気が気ではなくなることでしょう。
本来、子供が自分自身で選んだ相手だから【口を出さない】というスタンスが良いのかもしれません。
しかし、その進む先に落とし穴や危険なものがあると分かっているのであれば親としては止める必要があります。
今回の依頼者様である父親の懸念は全く見当違いというわけではなく下記の点で不審に感じているとのこと
依頼者様は娘がそのうち教えてくれるというスタンスを取っています。
ただ、本来すぐに分かるはずなのではないかという点が引っかかっているようでした。
確かに、家や家族の話はお付き合いしていると早いうちに話題にあがるはずです。
にもかかわらず、それが分からないというのは不審なところでもあります。
依頼を受けるにあたり、弊社でも対象者(依頼者の娘さん)や第二対象者(娘の彼氏)の調査を行い、その調査を元に別れさせ工作を進めていく事を了承いただきました。
シナリオの提案を行う
続けて、依頼者様に工作の手法の提案を行いました。
今回は典型的な別れさせ工作です。
第二対象者(娘の彼氏)に女性の工作員を接触させて関係を構築し、対象者(依頼者様の娘)から引き離すという手法を提案致しました。
しかし、依頼者様が対象者の心労などを考慮してか、非常に複雑かつ不愉快な様子でした。
そのため対象者に対する工作の手段も提案しました。
つまり、対象者に同性の工作員を接触させ、心理誘導を繰り返し第二対象者から引き離すという手法です。
前者の手法よりも時間はかかるという点を伝えたところ、それでも良いから対象者の負担が少ない方でとのこと。そのため、対象者に対しての工作を行うと言う形で進めることになりました。
・対象者に同性の工作員を接触させるシナリオで進める。
・対象者の意思で第二対象者と離れるように別れさせ工作を行う。
別れさせ工作の開始
依頼者様は娘に対しての基本的な情報は持っていました。
しかし、退勤後や休日等の過ごし方などは全く分からない状態であったため、工作は対象者の周辺調査から開始しました。
退勤時や休日の行動から活動エリア等、交友関係の確認を行いました。
対象者は第二対象者と行動を共にしていることが多いが、第二対象者自宅に行くことはありませんでした。
食事をしてホテルに行き、終電で帰宅することもあれば、朝まで一緒に過ごして翌朝出勤するなどをしていました。
一人での行動が少なく工作員の接触ポイントが決められずに時間が経過してしまったので、仕事関係で接触することに切り替えました。
つまり、対象者の勤務先に架空の仕事の依頼を出し、対象者との打合せの段取りを組むことができました。対象者が必ず担当者となるような操作は行いましたが割愛致します。
今回の工作員は対象者と同年代の女性で、弊社の用意した法人のWEB担当という形にしました。
工作員から見た対象者の印象
打合せを終えて工作員は対象者を、【とても仕事ができて気さくな良い人】と評価をしていました。
初回の打ち合わせでお互いの連絡先を交換して、しばらくは仕事の連絡のやり取りをして親交を深めていくことになる。
ひと月が経過した辺りで依頼した仕事のめどが経ち、「お祝いをしましょう」と言う話になりました。
対象者と工作員と他2人の合計4人で食事をして一旦架空のプロジェクトは終了。
少し時間が経過した後、工作員からプライベートで食事の誘いをしてみると好感触で、「彼氏を連れて行って良いか?」とのこと。
彼氏は「ITベンチャーの社長で広告や業界にも明るいから会っておいて損はないよ」とのこと。
それならと工作員が了承して3人で食事をすることになる。
工作員が見た第二対象者の印象は悪くありませんでした。
むしろ「いい感じなのに別れさせるのもったいないのでは?お金も持っていそうなのに」との評価。
この日は解散が深夜遅くなったので工作員と対象者は都内の高級ホテルにそれぞれ部屋を取ってもらった様子。
「僕は仕事がまだあるので失礼するね」との言葉を残し去っていったそうです。
その去り際を対象者は寂しそうに見ていたとも言ってました。
工作員と対象者の人間関係構築
これ以降も対象者と工作員はプライベートで交流を続けました。
この日がきっかけとなったのか対象者とは仕事以外の恋愛観や家族の話などをするように。
対象者は父親が交際に反対しているのに腹が立っているようで、「〇〇さん(第二対象者)とても良い人なのになんで反対するのか分からない」「邪魔したら家出してやる」などと依頼者様が聞いたら泣きそうな発言を繰り返していた様子。
工作員は対象者との関係構築のために、この段階では対象者に同意し、第二対象者についての情報を引き出す。
その結果、対象者は想像以上に第二対象者について把握していないことが分かりました。
第二対象者のプライベートはもちろん仕事の予定すら全く分からない。
交際しているにも関わらず、全く分からないのはおかしいと思う状態だった様子。
金銭に関しては対象者に出させることはないので金銭目的の接触ではないことは確かである。
しかし、何かが引っかかる、そんな漠然とした疑問を抱えながら対象者と工作員の親交は続いていました。
そして、突然急展開を迎えることになりました。
突如の急展開
「彼が浮気をしているかもしれない。」
対象者から工作員にLINEが入りました。
「どうすればいいか分からない」
と続けてLINEが入り、仕事が終わったら会って話すことに。
対象者の退勤後、待ち合わせをして詳しく話を聞くと
・昨日デートの後に【びっくり】させようと第二対象者の後を追いかけた
・〇〇駅の改札の前で女の人と待ち合わせをしていた
・そのまま駅ビルにあるレストランに入っていった
だったということ。
工作員は仕事の打ち合わせではないかとも思い。
【手を繋いだり、腕を組んでいたか?】【親密そうだったか?】
などを対象者に聞くも頭が真っ白になっていて全然分からないとのこと。
食事の後もどうなったか分からない状態でした。
工作員が対象者に「知り合いに探偵がいるから調べてもらおうか」と提案する。
対象者は躊躇しながらも「はっきりしたい」とのこと。
担当者は工作員から対象者との話し合いの報告を受け、依頼者様にも報告。
第二対象者が浮気をしているという流れで進めて良いか確認する。
再度の方針変更
依頼者様が以前に第二対象者の調査を行った際も、第二対象者と女性との関りは存在していたとのこと。
対象者以外にも数名の女性と食事をしていたのは確認していたらしい。
ただ、依頼者様は【仕事の付き合いなのかもしれない】と思ったようで、気にとめなかった様子です。
食事の後はすぐに相手と別れて帰宅したので【外れ】だったか・・・と落胆していたと言われてました。
今回の件も我々は仕事の打ち合わせでは?と考えました。
しかし、対象者からすると【女性と2人で食事】というものは許すことができず浮気と思ってしまうようでした。
依頼者様は娘が今辛い思いをしていると考えたようで「早期決着ができる方針でお願いします」と
「あいつは付き合っている女性がいるのに女と食事に行くひどいやつだ」というレッテルを張り対象者の気持ちを離れさせる方向に進めることになる。
幸い、第二対象者と女性が待ち合わせをして食事に行く写真は依頼者様が所持しています。
その為、今回はそれを利用することにしました。
対象者に対して心理誘導を試みる。
数日後に工作員がその写真を持って対象者のところに行き
しかし、工作員が心理誘導をする以前に、対象者は気持ちを決めていたようです。
対象者の中では「彼女に黙って他の女の人と食事する人は恋愛の対象にならない」という信念があったそうで「彼とは別れる」と一言。
神妙そうにしている工作員のことを気遣ってか
「高いものたくさん貰ったし、いっぱい美味しいご飯食べれたからもういいよ!」
「十分元は取れたよ」
と、気丈に振舞っていた様子。
本心なのか分からないが、この話をした翌日には第二対象者に別れを切り出したようです。
「彼とはお別れしました、いろいろ調べてくれてありがとうね」
「次はもっともっとお堅い人探すね!誰かいい人いたら紹介して!」
とLINEがきたとのこと。
依頼者様に報告を行う
依頼者様は娘から別れたという話はされていないようで、当初こちらの話を信用しませんでした。
そこで工作員と対象者のやり取りを見せたところ安心したようです。
「これで心配事が一つなくなりました、ありがとうございます。」という言葉を頂きました。
今回の件は一つの物事でも受け取り方によって全く異なるということが認識できる案件でした。
実際、第二対象者が浮気をしていたかどうかは分かりません。
キャリアも経済力もある彼が、まさか恋人以外の女性と2人で食事に行っただけで、別れを告げられるとは思ってもいなかったことでしょう。
別れを告げられた第二対象者はかなりショックを受けていたようです。
しかし、対象者は依頼者様譲りの頑固な性格のようで「一度決めたら変えない」ため、復縁はないだろうと依頼者様は言っておりました。
工作に予定通りに進むということはなかなかありません。
今回の件もいくつかの想定外な出来事が重なった案件でした。
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